特許
J-GLOBAL ID:200903002802814176

電動機のコイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330749
公開番号(公開出願番号):特開平6-284651
出願日: 1986年06月25日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 亀甲形状の電動機のコイルを単純な曲げ加工の組み合わせにより製造する。【構成】 導体1eを端部設定クランパ19b,20bと各位置設定クランパ9f,9g,10f,10gと固定クランパ8bで固定し、各設定ベース17a,18a,19a,20aとスライドベース17b,18bを導体1eの軸線5の方向および直角方向にコンピュータ等で移動制御して、導体1eを所定の形状に形成する。
請求項(抜粋):
所定の長さの導体の両端間に基準点を設定し、上記基準点から各端部の方向に所定の長さの位置にそれぞれ第1の点及び第2の点を、この第1の点及び第2の点より上記基準点に近い位置にそれぞれ第3の点及び第4の点を、この第3の点及び第4の点より上記基準点に近い位置にそれぞれ第5の点及び第6の点を、この第5の点及び第6の点より上記基準点に近い位置にそれぞれ第7の点及び第8の点を設定し、加工前の上記第1の点から上記第8の点及び上記基準点を結んだ基準直線を含む曲げ平面を設定し、加工の最終工程で上記基準点を中心にして上記曲げ平面のいずれか一面が対向し、上記導体の両端部が同一側にほぼ平行に配置されるように上記導体を折り曲げて亀甲形状にした電動機のコイルの製造方法において、上記曲げ平面内で上記導体の上記基準点、上記第7の点及び上記第8の点を固定する第1の工程、一方の端部と上記第1の点との間を第1のベースに、他方の端部と上記第2の点との間を第2のベースに、上記第3の点と上記第5の点との間を第3のベースに、上記第4の点と上記第6の点との間を第4のベースにそれぞれ固定する第2の工程、上記第1のベースから上記第4のベースを上記基準点を中心にして上記基準直線の方向及び上記基準直線と平行に移動させて上記第1の点から上記第8の点の各曲げ角度が90度以内になるように曲げる第3の工程、上記第1の点と上記第3の点との間及び上記第5の点と上記第7の点との間と、上記第2の点と上記第4の点との間及び上記第6の点と上記第8の点との間とを上記曲げ平面を挟んでそれぞれ逆方向に突出するように所定の半径で曲げる第4の工程からなる電動機のコイルの製造方法。

前のページに戻る