特許
J-GLOBAL ID:200903002811154634

接合鋼片の隆起部切削方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006178
公開番号(公開出願番号):特開平10-202412
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課 題】 エンドレス圧延される接合鋼片の接合部に存在する隆起部をライントラブルなく切削除去できる方法を提供する。【解決手段】 熱間圧延ライン内に回転刃物(刃物)を装入後、?@非接合鋼片の通板中は刃物を所定の低速度で回転させ、?A刃物を現回転速度から所定の待機速度まで加速するに要する時間を予め計算し、接合鋼片の先頭の接合装置への到着時点を予測し、この予測到着時点から少なくとも前記時間だけ遡った時点で刃物の加速を開始し、?B接合鋼片の先端が刃物装入位置を通過した時点でスイングエプロンを開き、刃物を所定の待機位置に移した後に、該刃物の回転速度を所定の切削速度まで加速する、という操作を順次、?A、?Bについては自動的に、行う方法。
請求項(抜粋):
熱間圧延ライン内で粗圧延後に先行材・後行材の後端部・先端部を接合装置により接合された接合鋼片の接合部に生じている隆起部を該接合鋼片の仕上げ圧延前に油圧機構で昇降可能に支持された回転刃物を用いて切削除去する接合鋼片の隆起部切削方法において、前記熱間圧延ライン内に回転刃物を装入後、下記の要件?@〜?Bを順次、?A、?Bについては自動的に、行うことを特徴とする接合鋼片の隆起部切削方法。記?@接合鋼片の通板に先立って非接合鋼片が通板されるとき、該非接合鋼片の通板中は回転刃物を所定の低速度で回転させること。?A回転刃物を現在の回転速度から所定の待機速度まで加速するに要する時間を予め計算し、接合鋼片の先頭にくる鋼片の加熱炉抽出から粗圧延完了までの間に該鋼片の前記接合装置への到着時点を予測し、この予測到着時点から少なくとも前記時間だけ遡った時点で回転刃物の加速を開始すること。?B接合鋼片の先頭にくる鋼片の先端が回転刃物の装入位置を通過した時点でスイングエプロンを開き、回転刃物を鋼片に近い所定の待機位置に移した後に、該回転刃物の回転速度を所定の切削速度まで加速すること。
IPC (2件):
B23C 3/13 ,  B21B 15/00
FI (2件):
B23C 3/13 ,  B21B 15/00 C

前のページに戻る