特許
J-GLOBAL ID:200903002817881660

車両用空調装置のインテークドア装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262401
公開番号(公開出願番号):特開平10-081122
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 いわゆるブンラコ型制御ドアを用いることによって操作性を向上させると共に、フィルタの装着空間を確保し、さらに2つの開口部を開閉することによって生じるブランコ型制御ドアの不具合を解消する。【解決手段】 インテークドアのシート部を円弧状に湾曲させると共に、該シート部の回動方向の一方の端部が、回動方向の他方の端部よりも回動中心軸に近くなるように回動方向に対して傾斜して配され、さらにシート部を構成する回転方向の他方に位置する他方側シート部を、回動方向他方側に向かって漸次幅が狭くなるように形成する。さらに、回動方向の一方側に位置する開口部を、前記シート部によって完全閉塞される形状とし、回動方向の他方側に位置する開口部の周縁を、前記他方側シート部の側縁が当接して閉塞される他方側側縁部と、前記シール部を構成する一方側シール部との間がシール手段によって閉塞される一方側側縁部とによって構成する。
請求項(抜粋):
熱交換手段が配された空調ダクトの最上流側に配されるケースと、このケースに開口し、外気導入口及び内気導入口となる一対の開口部と、この一対の開口部を適宜選択的に開閉するインテークドアからなる車両用空調装置のインテークドア装置において、前記インテ-クドアは、前記ケースの対向する面に回動自在に固着される一対の回動中心軸端部と、この回動中心軸端部の各々から径方向に延出するアーム部と、前記アーム部によって両端が支持される円弧状に湾曲したシート部とによって構成され、前記シート部は、回動方向の一方に位置する端部が、回動方向の他方に位置する端部よりも回動中心軸に近くなるように回動方向に対して傾斜して配されると共に、回動方向他方側に向かって前記回動方向に垂直な幅方向の長さが漸次小さくなるように形成された他方側シート部と、この他方側シート部から回動方向の一方側へ延設される一方側シート部とによって構成され、さらに、前記一対の開口部は、前記ケースにシート部の回動方向に沿って湾曲する湾曲面に沿って並設されると共に、前記回動方向一方側に形成された開口部は、前記シート部が当接可能に湾曲すると共に、前記シート部の面積より小さい面積で形成され、前記回動方向他方側に形成された開口部は、その周縁が前記他方側シート部の周縁側面が当接可能に同一形状に形成される他方側側縁部及び前記一方側シート部とシール手段を介して対峙する一方側側縁部によって構成されることを特徴とする車両用空調装置のインテークドア装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  F24F 13/10
FI (2件):
B60H 1/00 102 G ,  F24F 13/10 B

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