特許
J-GLOBAL ID:200903002828373062

連続オートサーキュレーション、多域物質移動装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086594
公開番号(公開出願番号):特開平6-170159
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 気-液接触装置において液体と複数の異なるガスとを逐次に、溶液循環を、溶液循環ポンプを使用しないで気-液接触域と中間の液体を充填した連絡チャンバーとの間の密度差により生じさせるようにして接触させる方法及び装置を提供する。【構成】 単一容器内の別々の物質移動域内で液と異なるガスとを逐次に接触させ、物質移動域は互いに液体連絡して作動接続され、第1物質移動域16において液体と第1プロセスガスとを並流に接触させて第1液とプロセスガスとの間で物質移動を行なわせ、液を第1ガスと異なる第2ガスと共に第2液と並流に第2物質移動域18A,18B,18Cに導入し、それで第2液と第2ガスとの間で物質移動を行なわせる装置及び方法。空気で再生される液体レドックス触媒、例えばキレート鉄によってガスから硫化水素を除去するプロセス実施に適する。
請求項(抜粋):
第1物質移動域及び第2物質移動域を側方向に間隔を開けかつ液体連絡させて含む容器であって、第1及び第2物質移動域は上方及び下方端で開放液体流れ連絡しかつ各々の物質移動域において液体試薬を第1ガスと緊密に接触する第1物質移動域に導入しかつ液体試薬は第1物質移動域から第2物質移動域に流れて第2ガスと緊密に接触するようなレベルの液体試薬を収容する容器において液体試薬に第1及び第2の異なるガスを逐次に緊密に接触させ;第1ガスを第1物質移動域に導入して液体試薬と緊密に接触させかつ物質移動させる工程を含み;第2ガスを第2物質移動域に導入して、液体試薬を第1物質移動域において第1ガスと緊密に接触させて物質移動させた後に、液体試薬と緊密に接触させかつ物質移動させる連続方法において、2つの物質移動域において各々の物質移動域の液体入口及び液体出口の間の静的圧力差によりガスの流れを確立して一物質移動域から他の物質移動域への液体試薬の連続した循環を行ない、同時に液体試薬及びガスを物質移動域の各々において機械的ポンピング手段を用いないで並流に流し;液体試薬を第2物質移動域から第1物質移動域に連続して流して液体試薬を連続して循環させかつ液体試薬と2つのガスとを逐次に緊密に接触させる方法。
IPC (3件):
B01D 53/34 127 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/36 ZAB

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