特許
J-GLOBAL ID:200903002828970036

段塔型反応装置およびこれを用いた反応方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341221
公開番号(公開出願番号):特開平9-173819
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 滞留時間を長くして反応時間を充分に確保することができ、かつ、気液接触による圧力損失を抑制することができる段塔型反応装置、および、該段塔型反応装置を用いて、例えばジアリールカーボネートを従来よりも安価に得ることができる反応方法を提供する。【解決手段】 反応蒸留塔10は、反応液と反応ガスとを気液接触させる充填物層1と、気液接触させることなく反応ガスを上昇させる上昇部2と、気液接触させることなく原料を触媒の存在下で反応させる反応部3とを備えている。上昇部2は、塔水平断面における周縁部に配設されている。反応部3は、該断面における中央部に配設されている。反応蒸留塔10は、反応部3および上昇部2を備えているので、滞留時間を長くして反応時間を充分に確保することができると共に、該反応部3が配設されている部位では、気液接触による圧力損失は生じない。
請求項(抜粋):
原料が連続的に供給される供給部、反応生成物が連続的に反応系外に取り出される取出部、および、装置内を下降する反応液と装置内を上昇する反応ガスとを気液接触させる接触部を備えた段塔型反応装置において、上記接触部の上段側に、気液接触させることなく反応ガスを上昇させる上昇部と、気液接触させることなく原料を触媒の存在下で反応させる反応部とが設けられ、該上昇部が装置水平断面における周縁部に配設されると共に、該反応部が該水平断面における中央部に配設されていることを特徴とする段塔型反応装置。
IPC (5件):
B01J 8/04 311 ,  B01J 19/24 ,  C07C 68/06 ,  C07C 69/96 ,  B01D 3/26
FI (5件):
B01J 8/04 311 Z ,  B01J 19/24 Z ,  C07C 68/06 ,  C07C 69/96 Z ,  B01D 3/26 Z

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