特許
J-GLOBAL ID:200903002830185923

疲労破損を受けやすい構成要素を保全する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-526725
公開番号(公開出願番号):特表2001-507144
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】運用中使用の間に故障を受けやすい構成要素を保全する方法を提供する。本方法は、構成要素群の運用中使用のシミュレーション(16)に統計的分布(10)を用いることにより、仮定した検査プログラムについて固定の時間インクリメント(14、26)で構成要素群の故障率を予測する(12)。これらの予測は、疲労の表われのある構成要素を検出し、故障の前にその構成要素を取除く(22)ことにより許容できる故障率を維持する、検査プログラムを含む運転計画を決定する(20)ために使用される。検査プログラムは、運用中使用(18)から発生する実際の疲労データを提供する。検査データベースが増えると、そのデータを組込むようにシミュレーションは修正される(24、48)。そして、予測された故障率および運転計画(20)は、修正されたシミュレーションに基づいて更新される。
請求項(抜粋):
運用中(in service)使用に疲労故障をうけやすい構成要素を保全する方法であって、a)実際の運用中使用から疲労故障を受けやすい所定の構成要素について、疲労の表われの発生の確率分布および疲労故障寿命の確率分布を決定するステップと、b)前記所定の構成要素について、許容できる運用中故障率を設定するステップと、c)第1の時間インクリメント中に運用中となる各所定の構成要素を予測するステップと、d)1)前記疲労の表われ発生および疲労故障寿命の前記確率分布、 2)前記所定の構成要素のいずれか1つの検査中に検出可能な疲労の表われを検出する確率、 3)前記第1の時間インクリメント中に運用中となると予測された前記構成要素、および 4)前記許容できる運用中故障率 に基づき、前記所定の構成要素について許容できる運転計画を決定するために、前記第1の時間インクリメントにおいて前記所定の構成要素の運用中使用および検査をシミュレートするステップと、e)複数の前記所定の構成要素を運用中の状態にするステップと、f)1)前記所定の構成要素の運用中使用によって作成される疲労データを収集し、 2)検査中に前記所定の構成要素の1つに疲労の表われが検出された場合に、その1つの所定の構成要素を運用から外すことにより運転中故障を防止するという運転計画に従って、運用中である前記所定の構成要素を検査するステップと、g)検査中に収集される前記疲労故障データに基づいて、前記所定の構成要素について前記疲労の表われ発生および前記疲労故障寿命の修正された確率分布を決定するステップと、h)次の時間インクリメント中に運用中となる前記所定の構成要素の各々を予測するステップと、i)1)前記疲労の表われ発生および疲労故障寿命の修正された確率分布、 2)前記所定の構成要素のいずれかの検査中に、検出可能な疲労の表われを検出する確率、 3)前記次の時間インクリメント中に運用中となると予測された前記構成要素、および 4)前記許容できる運用中故障率 に基づいて、前記次の時間において、前記所定の構成要素の運用中使用および検査を再シミュレートすることにより、前記所定の構成要素について修正された許容できる運転計画を決定するステップと、j)1)前記所定の構成要素の運用中使用によって作成される追加の疲労データを収集し、 2)検査中に前記所定の構成要素の1つに疲労の表われが検出された場合に、その1つの所定の構成要素を運用から外すことにより運用中故障を防止するという修正された運転計画に従って、運用中である前記所定の構成要素を検査するステップとを含む方法。
IPC (4件):
G06F 17/00 ,  F01D 25/00 ,  F02C 9/00 ,  G06F 17/50
FI (4件):
G06F 15/20 D ,  F01D 25/00 W ,  F02C 9/00 C ,  G06F 15/60 612 G

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