特許
J-GLOBAL ID:200903002835808783
カセット式射出成形金型装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-221986
公開番号(公開出願番号):特開平10-058494
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【目的】 カセット式射出成形金型装置におけるバリ発生を防ぎ、加工精度の許容範囲を広げる。【構成】 固定側金型Pの前面に位置する固定側ベースプレート1に複数のカセット金型2が挿着してある。ベースプレート1の背面に対接するランナープレート4の背面には、第1スプルー7bと第2スプルー2aとを連通するランナー溝Rが設けてある。ランナー溝は、ランナープレート4の背面で分岐し、その先端部4dが連通孔4eを介して第2スプルーと対向している。連通孔4eは第2スプルーより開口面が大きい。ランナー溝4aがランナープレートの背面側に設けてあり、ベースプレートとカセット金型の境界部には設けてないので射出樹脂がこの境界のすき間に進入することによるバリ発生がなくなる。また連通孔の開口面を大きくしてあるので、カセット金型の第2スプルー加工の際の位置合わせを容易にできる。
請求項(抜粋):
カセット式金型がそれぞれ着脱可能であり固定側金型のベースプレートの前面に設けてある複数の凹部と、上記ベースプレートの背面側に積層されたランナープレートと、上記ランナープレートの背面に面方向に刻設され、成形機本体のノズルと連結された第1スプルーと連通するランナー溝と、上記凹部に挿着されるカセット金型に厚み方向に穿設され、上記ベースプレートへの挿着面から成形用キャビティに連通する第2スプルーと、上記ランナープレートを厚み方向に貫通するように設けられ、上記ランナー溝と上記第2スプルーとを連通する連通孔とを有し、上記連通孔と上記第2スプルーとの連結部において、上記連通孔の方が上記第2スプルーよりも開口面が大きいことを特徴とするカセット式射出成形金型装置。
IPC (2件):
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