特許
J-GLOBAL ID:200903002836523154

撥水性被膜とその製造方法及び撥水性塗料組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-117519
公開番号(公開出願番号):特開平11-300270
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】フルオロアルキル基を有し、表面が凹凸であり、かつ撥水微粒子または酸化チタン微粒子またはそれらの両方を含有する撥水性被膜を基材表面に形成することにより、たとえば空調機器の結露水の除去を容易にして、熱交換器のフィンの凍結を防止する。【解決手段】アルミニウム板などの基材11表面に、リン酸クロメート耐食被膜12を形成し、撥水性微粒子3重量%とCF3(CF2)7-(CH2)2-SiCl3:25wt%を環状ジメチルシリコーンオイルに混合した被膜形成溶液を塗布し、室温で相対湿度45%の雰囲気中で環状ジメチルシリコーンオイルを蒸発させ、空気中の水分と-SiCl3基とを脱塩酸反応させて凹凸な被膜13をフィン11の上に形成させる。1-40μmの範囲の表面粗さ(凹凸)で、水に対する接触角が約171 ゚の被膜を形成する。
請求項(抜粋):
基材の表面に形成した撥水性被膜であって、前記撥水性被膜はフルオロアルキル基が結合したシリコン原子同士がシロキサン(Si-O-Si)結合を介して結合したポリマーと、撥水性微粒子及び酸化チタン微粒子から選ばれる少なくとも一つの微粒子を含み、かつ前記被膜の表面は凹凸であることを特徴とする撥水性被膜。
IPC (7件):
B05D 5/00 ,  B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302 ,  B05D 7/24 ,  B32B 27/00 101 ,  B32B 27/20 ,  C08L 83/08
FI (7件):
B05D 5/00 G ,  B05D 7/14 Z ,  B05D 7/24 302 B ,  B05D 7/24 302 Y ,  B32B 27/00 101 ,  B32B 27/20 Z ,  C08L 83/08

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