特許
J-GLOBAL ID:200903002840029407
等価CN比とビット誤り率の測定装置及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-172474
公開番号(公開出願番号):特開2002-368713
出願日: 2001年06月07日
公開日(公表日): 2002年12月20日
要約:
【要約】【課題】 特別な信号の送信が必要なく、OFDM波の測定値と入手容易な計測器とを用いて等価CN比またはビット誤り率を計測できる装置及び方法を提供すること。【解決手段】 受信OFDM波の周波数スペクトルを用いて各搬送波についてのCN比を生成し、このCN比に送信機と受信機の残留CN比を考慮したCN比を算出し、補正を施したビット誤り率計算式に、残留CN比を考慮した各搬送波についてのCN比を入力変数して、各搬送波についてのビット誤り率を算出し、全搬送波についてのビット誤り率の平均値を上記のビット誤り率算出のための計算式の逆関数に入力して等価CN比を算出し、さらに、受信機の復号特性を反映し、補正を施したビット誤り率計算式に、このようにして得られた等価CN比を入力して復号後のビット誤り率を算出する構成を有する。上記の各計算式を、多項式で近似したものを用いることもできる。
請求項(抜粋):
受信されたOFDM波の周波数スペクトルを生成するスペアナ手段と、前記OFDM波を構成する各搬送波の受信端子電圧を前記生成された周波数スペクトルに基づいて決定するキャリア端子電圧決定手段と、前記各搬送波の受信端子電圧を用いて前記各搬送波についてのCN比を算出するキャリアCN比算出手段と、前記OFDM波を構成する搬送波のうちの任意の搬送波についてのCN比をCNei、第1の定数をk1、第2の定数をk2、第3の定数をk3、標準正規累積分布関数をND、および前記任意の搬送波についてのビット誤り率をBERbiで表した場合に、以下の関数形式の数式【数1】又は前記の数式を多項式で近似した数式に基づいて前記各搬送波についてのビット誤り率BERbiを算出するキャリアBER算出手段と、前記キャリアBER算出手段で算出された各搬送波のビット誤り率BERbiの平均値をBERb、および前記OFDM波の等価CN比をCN0で表した場合に、下記の関数形式の数式【数2】の逆関数又は前記の逆関数を多項式で近似した数式に基づき、前記OFDM波についての等価CN比CN0を算出する等価CN比算出手段とを備えたことを特徴とする等価CN比とビット誤り率の測定装置。
IPC (3件):
H04J 11/00
, G01R 29/26
, H04L 1/00
FI (3件):
H04J 11/00 Z
, G01R 29/26 B
, H04L 1/00 C
Fターム (6件):
5K014AA01
, 5K014GA02
, 5K014HA01
, 5K022AA10
, 5K022AA42
, 5K022DD01
引用特許:
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