特許
J-GLOBAL ID:200903002843580589

内視鏡結紮器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-502111
公開番号(公開出願番号):特表平10-501165
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】中空身体器官内の多重病変を結紮するための内視鏡器具。複数個のコード(103)が管(101)上に置かれ、その上を長軸方向に伸び、管の遠位端部上で折り畳まれる。複数個の弾性結紮リング(50)が管(101)上に延長した状態で、コード(103)に重複して取り付けられる。各隣接リング(50)対の間の各コード(103)のセグメントは緩い状態であり、管の遠位端部から対の最も離れたリングまでの距離に等しいか又はこれを越える長さである。内視鏡の作用チャンネルに通され、コード(103)に結合したトリップコード(105)によって、引っ張り力を与えて、同時にコード(103)を引っ込めかつ各リングを制御された段階的順序において、1度に1個のみの弾性リングが管の上を移動する方法で放出することができ、この放出プロセスで病変を結紮して、結紮した病変を途中で管(101)中に吸引することができる。
請求項(抜粋):
例えば消化管のような中空の身体器官内の複数個の病変を結紮するための可撓性内視鏡器具であって、 (a)前方挿入端部と後方端部とを有し、前記内視鏡を通して照明し目視する手段と、前記挿入端部に吸引力を与える手段と、作用チャンネルとを包含する可撓性ファイバーオプチック内視鏡と; (b)前方遠位端部と、後方端部と、長軸とを有し、前記前方端部が内視鏡の挿入端部に付着するために手段を有する管状要素と; (c)可撓性の実質的非弾性材料の複数個のひも状コードであって、各々が管状要素の遠位端部上に折り畳まれ、各々の第1部分が前記管状要素の外側要素の一部に重複し、その第2部分が前記管状要素の内側に配置され、前記管状要素の長軸の周囲に角度的に間隔をおいて配向される複数個のひも状コードと; (d)前記管状要素上にそれと共軸関係でかつ前記コードに重複した状態で延伸した状態で着脱可能に取り付けられた複数個の弾性結紮リングであって、管状要素の遠位端部から徐々に大きな異なる距離をおいて管状要素の長軸方向に相互から間隔をおいて配置された結紮リングと; (e)各リングが身体器官中に存在する多重病変の異なる1つに適用されて病変組織が前記吸引手段によって管状要素中に引き入れられるときに、各弾性リングが内視鏡から移動して、病変に対して結紮関係で配置されるように、前記コードと前記管状要素との間に相対的滑動を与えて、内視鏡の身体器官中への単回挿入中に制御された順序で各弾性リングを移動させる手段であって、内視鏡の作用チャンネルに通され、前記管状要素内に配置された前記コードにその1端部において接続した可撓性ライン要素を含み、ライン要素の他方の端部に引張り力が及ぼされて、各隣接弾性リング対の間に緩い状態で配置されるコードを前記管状要素上に滑動させるように、その後方端部において内視鏡を出る手段とを含む可撓性内視鏡器具。
IPC (2件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/12
FI (2件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/12

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