特許
J-GLOBAL ID:200903002844975005

カメラのレンズ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093885
公開番号(公開出願番号):特開平5-264889
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 レンズの駆動の減速比が移動方向によって異なる伝達機構を用いることによって、簡単な構成で、高速でのレンズ移動速度のモニタが不要で、制御用回路のコストダウンを図り、かつ、レンズ停止位置を安定させる。【構成】 被写体距離を測距したデータより得られる、レンズが停止すべき目標位置に向けて、モータ15によりギヤ群17〜31及び軸33からなる伝達機構を介してレンズを駆動する。レンズが目標位置を通過したことをフォトインタラプタ41が検出すると、モータ15は反転し、ギヤ群中の遊星ギヤ29から減速比が異なる遊星ギヤ27に切り換わり、低速にてレンズを目標位置まで移動させる。これにより、レンズの高速移動領域の割合を増加しつつ、レンズを目標位置に安定して停止させることができる。
請求項(抜粋):
フォーカシング用のレンズと、レンズ駆動用のモータと、前記モータの回転力を減速して前記レンズに伝達する伝達機構とを有したカメラにおいて、被写体距離を測定する測距手段と、この測距手段によって得られたデータに基づいて前記レンズを停止させる目標位置を演算する演算手段と、フォーカシング時にレンズを所定位置より移動させ前記目標位置を通過したことを検出する検出手段と、この検出手段からの信号に基づいて前記モータの回転方向を反転させ、レンズを前記目標位置まで駆動するモータ制御手段とを備え、前記伝達機構は前記モータの回転方向によって減速比を切り換える切換手段を有し、前記モータの回転方向の反転後は、反転前のレンズ移動速度より低速でレンズを移動させ前記目標位置に接近させるようにしたことを特徴とするカメラのレンズ駆動装置。
IPC (3件):
G02B 7/28 ,  G02B 7/08 ,  G03B 13/36
FI (2件):
G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-005268

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