特許
J-GLOBAL ID:200903002845603870

タクト調節方法および自動タクト調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089097
公開番号(公開出願番号):特開平9-278151
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】作業ラインのタクトは、作業者のペース変化に合わせて調節しにくかった。【解決手段】組立図板11が所定の作業ステーション14fから離れるごとに、出来高スイッチ15がパルス信号を出力する。この出来高信号が与えられるごとに、タクトをたとえば1秒ずつ短縮する。一方、各作業ステーション14a〜14fに備えられたワーニングスイッチ16a〜16fのいずれかからワーニング信号が与えられると、タクトを予め定める時間、たとえば1秒延長する。これにより、作業者が追従可能な最も短い時間にタクトを調節できる。
請求項(抜粋):
コンベアによって複数の作業ステーションに順次作業台が搬送される作業ラインに適用され、コンベアの速度を制御することによって、作業ステーションにおける作業時間であるタクトを自動的に調節する装置であって、標準となるタクトを設定する標準タクト設定手段、1回のタクト短縮時間を設定する短縮時間設定手段、1回のタクト延長時間を設定する延長時間設定手段、複数の作業ステーションの中のいずれかの作業ステーションに関連して設けられ、その作業ステーションに対して作業台が移動することに応答して出来高信号を出力する出来高信号出力手段、複数の作業ステーションのそれぞれに関連して設けられ、各作業ステーションの作業者が作業を完了できないときに操作することに応じて、ワーニング信号を出力する複数のワーニング信号出力手段、および標準タクト設定手段に設定されたタクトになるように、コンベアの速度を制御し、出来高信号が出力されるごとに、短縮時間設定手段に設定された時間だけタクトを短縮するようにコンベアの速度を増加させ、かつ、複数のワーニング信号出力手段のいずれかからワーニング信号が出力されたことに応答して、延長時間設定手段に設定された時間だけタクトを延長するようにコンベアの速度を低下させる制御手段、を含むことを特徴とする自動タクト調節装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-294156
  • コンベアー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-220419   出願人:岡田元浩

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