特許
J-GLOBAL ID:200903002872940241

液体吐出ヘッド、液体吐出方法、液体吐出装置、および前記液体吐出ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-212905
公開番号(公開出願番号):特開2001-038907
出願日: 1999年07月27日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 可動部材と規制部とによって実質的な密閉空間を形成した後のリフィル特性の向上および吐出量の安定化を達成する。【解決手段】 吐出口18に連通する液流路10は、発熱体2を備えた素子基板1と天板50とが接合されることで構成される。素子基板1には、発熱体2に対面して片持ちの可動部材31が配されている。天板50には、発熱体2に対面してストッパ64が設けられ、可動部材31の先端部はストッパ64に接触して液流路10を発熱体2を含む下流側と含まない上流側とに分断している。可動部材31は、発熱体2の駆動により発生した気泡40が最大に成長する前に、上流側に向かって凸状に弾性的に湾曲し、その後、気泡40の収縮段階でストッパ64から離れる。
請求項(抜粋):
液体中に気泡を発生させるための熱エネルギーを発生させる発熱体と、前記液体が吐出される吐出口と、前記気泡が発生する気泡発生領域を有し前記吐出口に連通する液流路と、前記気泡発生領域に変位可能に設けられた片持ちの可動部材と、前記気泡発生領域に対向して設けられて前記可動部材の変位範囲を規制する規制部とを備え、前記気泡の発生時のエネルギーにより前記吐出口から前記液体を吐出する液体吐出ヘッドであって、前記可動部材は、前記気泡が発生していない初期状態で、前記規制部に接触して前記液流路を前記気泡発生領域を含む下流側と含まない上流側とに実質的に分断し、前記気泡が最大に成長する前に、前記液流路を実質的に分断した状態で上流側に向かって弾性的に凸状に湾曲し、前記気泡の消泡の収縮力により変位して前記規制部との接触を開放することを特徴とする液体吐出ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/175
FI (2件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 102 Z
Fターム (16件):
2C056EA04 ,  2C056FA03 ,  2C056HA02 ,  2C057AF06 ,  2C057AF23 ,  2C057AF28 ,  2C057AF93 ,  2C057AG03 ,  2C057AG12 ,  2C057AG46 ,  2C057AG76 ,  2C057AP02 ,  2C057AP14 ,  2C057AP25 ,  2C057BA03 ,  2C057BA13

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