特許
J-GLOBAL ID:200903002879672129

液圧制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098206
公開番号(公開出願番号):特開平5-294219
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【構成】 ハウジング1の当接部30をテーパ状に形成し、この当接部30に当接するとともに入力ポート2側の液圧低下により液通路5を開くポペットバルブ31を、当接部30と同一のテーパをなす略円錐状に形成してなる。【効果】 ブレーキ液圧の解放時に液通路5からマスタシリンダ側に戻されるブレーキ液の一部を流す流路が、複雑な屈曲形状をなさない、テーパ状の当接部30とポペットバルブ31のテーパ面31aとに沿う流路となるため、この流路を流れるブレーキ液は流速および流量が均一となりポペットバルブ31に径方向の不均一な力をおよぼすことがなくなって、該ポペットバルブ31の揺動を抑制でき、生じる異音を低減させることができる。
請求項(抜粋):
入力ポートと出力ポートとを有するハウジングと、該ハウジングに往復移動自在に支持されるとともに、前記出力ポート側の液圧を受ける大径部と該大径部より小径で前記入力ポート側の液圧を受ける小径部とを有しかつ前記出力ポートと前記入力ポートとを連通させる液通路が内部に形成されたピストンと、該ピストンを前記出力ポート方向へ付勢するピストンスプリングと、バルブスプリングにより付勢され前記ハウジングに形成された当接部に当接して前記入力ポート内を二室に区画するとともに、ブレーキ液圧が導入され前記ピストンが前記大径部と前記小径部との受圧面積の差により生じる押圧力で前記ピストンスプリングの付勢力に抗して移動すると該ピストンに当接して前記液通路を閉塞させ、前記入力ポート側の液圧低下により前記液通路を開くポペットバルブとを有し、前記ハウジングおよび前記ポペットバルブの少なくともいずれか一方に前記入力ポートの前記二室を常に連通状態とする連通路を設けてなる液圧制御弁において、前記ハウジングの当接部をテーパ状に形成し、前記ポペットバルブを、前記当接部と同一のテーパをなす略円錐状に形成してなることを特徴とする液圧制御弁。
IPC (2件):
B60T 8/18 ,  B60T 8/26

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