特許
J-GLOBAL ID:200903002884369159

二線式電流ループマルチドロップ伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052766
公開番号(公開出願番号):特開平6-269067
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】1:1 伝送用の子機に切換え装置Bを追加することにより、経済的に1:N 半二重伝送を行う二線式電流ループマルチドロップ伝送回路を提供する。【構成】受信用フォトカプラPC1 とトランジスタTr3 とループ電流切換え装置Aとを備える親機回路に、受信用及び送信用フォトカプラPC2,PC3 の直列回路を有する子機に切換え装置Bを備えてなる複数の子機回路を並列に接続した1:N 二線式電流ループマルチドロップ伝送回路において、子機の切換え装置Bはループ電流から制御回路Contへの電源と識別電文を検出するインタフェース回路i/f と、個別の識別番号を有し、親機より伝送される識別電文と比較して作動する切換えスイッチSW1 を備え、親機が子機を選択するとき、切換え装置Aにより電流ループをia方向に切換えて識別電文を伝送し、切換え装置Bにより解読し、当該子機を選択・接続した後に、電流ループをib方向に戻して通常の通信を行う。
請求項(抜粋):
親機側装置と複数の子機側装置とを二線式の電流ループにマルチドロップ状に接続し、この電流ループを介して1:Nの半二重伝送を行う二線式電流ループマルチドロップ伝送装置において、前記親機側装置は、前記二線式の電流ループを介して通電可能な極性に直列接続される受信用フォトカプラの発光ダイオードと送信用トランジスタとからなる親機側送受信手段と、前記発光ダイオードおよび送信用トランジスタと、前記二線式の電流ループとの接続を切換える切換手段と、を備え、前記子機側装置は、直列接続される受信用フォトカプラの発光ダイオードと送信用トランジスタとからなり、前記二線式の電流ループ間に接続される子機側送受信手段と、前記発光ダイオードとは逆極性のダイオードを介して、前記二線式の電流ループ間に接続され、前記親機側装置より送信される子機の識別電文を検出する検出手段と、検出された識別電文が自己に割り当てられた識別番号と一致したときに、前記子機側送受信手段と前記二線式の電流ループとを接続させるスイッチング手段と、を備え、前記親機側装置は、前記切換手段を制御して各子機側装置の検出手段において、識別電文が検出される極性にて識別電文を二線式の電流ループに送出した後、前記切換手段を切り換えて、該識別電文にて選択された子機側装置との間で通信を開始する、ことを特徴とする二線式電流ループマルチドロップ伝送装置。
IPC (3件):
H04Q 9/00 321 ,  H04Q 9/00 311 ,  G08C 19/30

前のページに戻る