特許
J-GLOBAL ID:200903002886087029

オンライン排他ウェイト回避方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048937
公開番号(公開出願番号):特開平10-247158
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】オンライン処理とオフライン処理が混在し共通ファイルの使用時にオンライン処理の排他ウェイトを少なくする。【解決手段】共通ファイルが使用されるときは占有中が表示されるロックファイルを設け、オンライン処理またはオフライン処理が共通ファイルを使用するときは、ロックファイルを参照し占有中であればタイマーを起動し一旦制御を逃がすことにより排他ウェイトを回避する。オフライン処理はオフライン処理可能時間帯テーブルを設けてこのテーブルをチェックし処理時間帯を決定しロックファイルが占有中でなければオフライン処理を実行する。【効果】共通ファイルを使用しないオンライン処理は排他ウェイトを回避し実行できる。また、オフライン処理の実行はオンライン処理への影響を減少できる。
請求項(抜粋):
オンライン処理とオフライン処理が混在し共通ファイルの使用時にオンライン処理の排他ウェイトを考慮したオンライン排他ウェイト回避方法において、前記共通ファイルが使用されるときは占有中が表示されるロックファイルを設け、通信回線からオンライン処理の処理要求電文をオペレーティング・システムより通知された前記処理要求電文を取得し電文の振り分けを行う電文振り分けステップと、振り分けられた前記処理要求電文が共通ファイルを使用する処理要求電文またはタイムアウト電文のとき前記ロックファイルが占有されているかをチェックする第1の占有チェックステップと、前記ロックファイルが占有中であった場合にタイマーのセットを行いタイマー起動する第1のタイマーセットステップと、前記ロックファイルが占有されていない場合は前記ロックファイルに占有中を表示し前記共通ファイルを使用して前記処理要求電文を処理し処理終了時に前記ロックファイルの占有中を解除する第1の業務ステップと、振り分けられた前記処理要求電文が共通ファイルを使用しない処理要求電文のときは直ちに前記処理要求電文を処理する第2の業務ステップとを有するオンライン処理部と、オペレーティング・システムからオフライン処理のタイマー割り込み信号が通知されたとき、タイマー割り込みの時間でオフライン処理可能時間帯テーブルを参照し処理可能時間帯の範囲内であれば前記ロックファイルが占有されているかをチェックする第2の占有チェックステップと、前記ロックファイルが占有中であった場合にオフライン処理可能時間帯テーブルを参照し処理可能時間帯をタイマーにセットしタイマー起動する第2のタイマーセットステップと、前記タイマー割り込み時間がオフライン処理可能時間帯テーブルの処理可能時間帯の範囲内で前記ロックファイルが占有されていない場合に前記共通ファイルを使用して業務処理を行う第3の業務ステップとを有するオフライン処理部と、を備えることを特徴とするオンライン排他ウェイト回避方法。

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