特許
J-GLOBAL ID:200903002887937050

患者搬送具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-537678
公開番号(公開出願番号):特表2001-513009
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】スコップ型患者搬送具であって、患者の下に置くことのできる分割可能な二つの半部10、12を有し、放射線検査が可能な構造になっている。半部10、12の間の接合部52と、回動機構36,38と掛け金機構58のある位置は、組み立てられた搬送具の中央線すなわち長手方向の中央線から横にずれている。この構成の結果、搬送具の中央線上に配置されて頭部と足部を支持する上部24と下部25に、接合線すなわち分割線が存在しない。これにより、搬送具半部10、12を接合したり分離したりする際に、患者の頭や足を動かさなくてすむ。
請求項(抜粋):
互いに反対方向の端部に頭部及び足部をそれぞれ支持する支持部(24,2 5)を持つ1対の細長い搬送具部分(10,12)と、 前記支持部(24,25)に隣接してかつそれらの外側に並べて配置された 接続手段(40)と、を有する患者搬送具であって、 前記搬送具部分は、それら搬送具部分の間にあって、支持部(24,25) の横方向外側に配置された接合部(52)に沿って、互いに閉位置になるよう に動くことができるものであり、 前記接続手段(40)は、前記搬送具部分(10,12)が閉位置でロック するように動作し、さらに、前記搬送具部分(10,12)が閉位置から動い て、前記接合部(52)に沿って分離するように、前記搬送具部分(10,1 2)がロックを解除されるように動作し、 前記頭部支持部(24)は、接合されるものでなく、また、患者の頭部の下 にくるようになっていて、これにより、前記搬送具部分(10,12)が接合 部(52)に沿って分離するときに、患者の頭部が動かないようになっている ことを特徴とする患者搬送具。

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