特許
J-GLOBAL ID:200903002889099940

情報カードシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318537
公開番号(公開出願番号):特開平5-128319
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 非接触ICカ-ドとカ-ドリ-ダライタとの距離が近くても、正常にデ-タの送受ができる。【構成】 非接触ICカ-ド1とカ-ドリ-ダライタ2とが近づきすぎると、電波が強くなりすぎて、正常にデ-タの送受が行えなくなるため、共振回路22の受信電圧を検出する電圧検出回路20を設けるとともに、受信感度を弱くする可変容量コントロ-ル回路19、可変容量21を設けた。CPU14は、電圧検出回路20の受信電圧が所定の電圧レベルを越えると、可変容量コントロ-ル回路19で可変容量21の静電容量を変化させ、共振周波数をずらすことによって、受信電圧の電圧レベルを下げ、受信感度を調整する。【効果】 通信エラ-が少なくでき、情報カ-ドシステムにおけるデ-タの送受信の信頼性が向上できるとともに、通信レ-トを速くすることができ、システムの高速化ができる。
請求項(抜粋):
データを記憶する情報カードと、この情報カードに対し電波を介してデータを書込み読み取るカードリーダライタとから成り、上記情報カードには、可変容量を有し上記カードリーダライタとの間で電波を送受する共振回路と、この共振回路で受けた電波を受信信号に復調し、また送信信号を変調して共振回路から電波で発射する入出力制御回路とを設けて成る情報カードシステムにおいて、上記情報カードに、上記カードリーダライタからの電波を上記共振回路で受けたときの受信電圧を検出する電圧検出手段と、上記共振回路の可変容量をコントロールする可変容量制御手段と、情報カード全体を制御する制御部とを備え、この制御部は、カードリーダライタから電波を受けたときに、上記電圧検出手段で検出した受信電圧が所定の電圧レベル以上になると、可変容量制御手段によって共振回路の可変容量の静電容量を変化させ、共振周波数をずらすことにより、上記受信電圧の電圧レベルを低下させるように制御することを特徴とする情報カードシステム。

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