特許
J-GLOBAL ID:200903002892921022

氷蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-053582
公開番号(公開出願番号):特開平5-256481
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 長期に安定運転を行うことができる氷蓄熱装置を得る。【構成】 過冷却解除装置の一部として電子冷凍素子を取り付け、過冷却水の温度がマイナス数度に達したとき通電し、過冷却状態を破壊して氷を生成し、一定時間経過後電子冷凍素子の通電を停止し、冷凍装置の蒸発器が加温するような逆サイクル運転に切り替え、過冷却水を0°C以上にして電子冷凍素子上に噴出させて電子冷凍素子上の氷を溶かす。その後、再び冷却運転に切り替え蓄熱槽の表面上にたまった氷に過冷却水を落下させて製氷運転を続行することによって氷の成長による配管の閉塞を防ぎ長期に渡って安定した製氷運転を行う。
請求項(抜粋):
圧縮機、四方弁、凝縮器、減圧装置、蒸発器などで構成されたヒートポンプ式冷凍装置、この冷凍装置の蒸発器により過冷却されるある種の塩類水溶液、生成される氷と上記塩類水溶液を蓄える蓄熱槽、この蓄熱槽の水溶液を吸入し上記蒸発器に供給する循環ポンプと上記蒸発器で冷却された水溶液を上記蓄熱槽内に戻す水溶液出口部とを有する循環回路及び上記循環回路の出口部近傍に位置し、上記水溶液出口部から送出される水溶液に接触するように配置された過冷却解除装置を備えた氷蓄熱装置において、上記過冷却解除装置を過冷却水の温度が所定の温度に達した時機能させ、過冷却状態を破壊して氷を生成し、一定時間経過後上記過冷却解除装置の機能を停止し、上記ヒートポンプ式冷凍装置の蒸発器が加温するような逆サイクル運転に切り替え、過冷却水を0°C以上にして上記過冷却解除装置上に噴出させ、上記過冷却解除装置上の氷を溶かすことを特徴とする氷蓄熱装置。

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