特許
J-GLOBAL ID:200903002895531152
分水栓の取付方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐田 守雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-036438
公開番号(公開出願番号):特開平8-232304
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 流体管に形成した分岐口に取り付けられる分水栓の筒状金具の下端拡径部と流体管の内周面との面間差が小さくて流体管の流水断面積を大きくとれるとともに、分岐口からの離脱阻止力も高い分水栓の取付方法及び装置を提供すること。【構成】 流体管6に穿孔した分岐口9の下方に拡径用金型58を管内搬送台車によって運んで配置する一方、栓本体1aをゴム輪4の下端部側から分岐口の外方よりゴム輪と筒状金具の下端両曲面が流体管の軸線とほぼ直交する向きとなるように押し込んで圧入した後、栓本体1aを上方から加圧した状態で、金型58を所定量引き上げることにより筒状金具2の下端部をその全周にわたり同時に内側から外側に向かってラッパ状に拡径して外径が分岐口9の口径よりも大きく、下端拡径面と流体管の内周面との間の面間差が全周にわたって均一で、かつ流体管の内周面に沿って管内方への突出量が少ない拡径部3に成形する。
請求項(抜粋):
流体管に穿孔した分岐口の下方に拡径用金型を管内搬送台車によって運んで配置する一方、上下端が開口し、かつ流体管の内径とほぼ等しい径の曲面を相対向する下端面に有する薄肉中空の筒状金具の上端部に形成したフランジ部に袋ナットの下端部に形成したフランジ部が係合するように該金具に袋ナットを嵌合するとともに、上端部にフランジ部を有し、かつ流体管の内径とほぼ等しい径の曲面を相対向する下端面に有するゴム輪を筒状金具の下端部に嵌合してなる栓本体をゴム輪の下端部側から分岐口の外方より前記ゴム輪と筒状金具の両曲面が流体管の軸線とほぼ直交する向きとなるように押し込んで圧入し、該栓本体のゴム輪のフランジ部が流体管の外周面に接し、ゴム輪のフランジ部の上面に袋ナットのフランジ部が接し、かつ筒状金具の下端がゴム輪の下端より下方に突出するようにした後、栓本体を上方から加圧した状態で、拡径用金型を引き上げることにより筒状金具の下端部をその全周にわたり同時に内側から外側に向かってラッパ状に拡径して外径が分岐口の口径よりも大きく、下端拡径面と流体管の内周面との間の面間差が全周にわたって均一で、かつ流体管の内周面に沿って管内方への突出量が少ない拡径部に成形することを特徴とする分水栓の取付方法。
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