特許
J-GLOBAL ID:200903002899152733

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-100204
公開番号(公開出願番号):特開平11-280671
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 旋回スクロールが旋回運動するときの挙動を安定化させ、圧縮性能を高めることができると共に、自転防止機構の小型化、軽量化を図る。【解決手段】 ケーシング1と旋回スクロール4との間にはスライダ14を摺動可能に設け、このスライダ14を互いに直交する2軸方向にガイドすることにより、旋回スクロール4の自転を防止する。また、ケーシング1と旋回スクロール4との間には、スライダ14の各辺よりも径方向の外側に位置して複数のスラスト荷重支持体15を設ける。そして、圧縮運転時には旋回スクロール4に作用するスラスト荷重をスラスト荷重支持体15の球体17によって支持する。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに設けられた固定スクロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられた駆動軸と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、該固定スクロールとの間に複数の圧縮室を画成する旋回スクロールと、該旋回スクロールの自転運動を防止する自転防止機構と、前記ケーシングと旋回スクロールの背面との間に設けられ、前記旋回スクロールに作用するスラスト荷重を支持するスラスト荷重支持体とを備えてなるスクロール式流体機械において、前記自転防止機構は、前記ケーシング側に互いに平行に設けられた第1,第2のガイドと、前記旋回スクロールの背面側に該第1,第2のガイドと直交する状態で互いに平行に設けられた第3,第4のガイドと、該第1ないし第4のガイドの内側に位置して設けられ、該第1ないし第4のガイドにより互いに直交する2軸方向にガイドされる矩形状のスライダとから構成し、前記スラスト荷重支持体は、前記スライダの各辺よりも径方向の外側に位置して4箇所に設ける構成としたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F01C 1/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 D ,  F01C 1/02 A

前のページに戻る