特許
J-GLOBAL ID:200903002899468927

車両用交流発電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087156
公開番号(公開出願番号):特開平7-298585
出願日: 1984年03月08日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 車両用交流発電機の漏洩磁束を永久磁石を用いて低減し、出力を向上させ、かつ、永久磁石の配置に起因する界磁コイルの熱のこもりを防止し、永久磁石の冷却性を向上させ、さらに、永久磁石の組み付け性及び耐遠心力強度を向上させる。【構成】 ランデル型爪状磁極1間に配置された永久磁石3による磁束と、界磁コイル2の通電による磁束とが合成される。永久磁石3と界磁コイル2との間には界磁コイルの放熱効果を得るための通風用空間9が形成されており、永久磁石3の外周面と爪状磁極1との間には第2の通風用空間9 ́が形成されている。各永久磁石3は連結部材31により円周方向に連結されている。
請求項(抜粋):
出力コイルが巻回された電機子鉄心内周側に配置されると共に、ランデル型爪状磁極及び該磁極内周側で該磁極に囲包されるように回転軸の周囲に設けられた筒状部の外周囲に巻装配置された界磁コイルを有する回転子を備えた車両用交流発電機において、前記界磁コイルに励磁電流を流し前記爪状磁極を磁化する巻線界磁磁気回路と、隣接する前記爪状磁極間に配置された永久磁石により前記爪状磁極を前記巻線界磁磁気回路と対向極性方向に磁化する永久磁石磁気回路とを備え、前記永久磁石とこの内周側に配設された前記界磁コイルとの間には、前記永久磁石の内周面と前記界磁コイルの外周面とを所定の径方向の間隙をもって隔離する通風用空間が形成されており、かつ、前記永久磁石を前記通風用空間の外周部分にて連結する連結部材を有することを特徴とする車両用交流発電機。【請求校2】 前記永久磁石の外周面が前記爪状磁極の外周面より前記径方向内側に位置するように前記永久磁石を配設して第2の通風用空間を形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電機。

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