特許
J-GLOBAL ID:200903002902288684

二本針三本糸のミシンによる空環引出方法及び装置並び に空環

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 晃一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110192
公開番号(公開出願番号):特開平5-300991
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 二本針と一つのルーパと有するタイプのミシンにおいて、安定した空環をスムースに引出すようにする。【構成】 ルーパ4に補助ブレード21を並設し、これによりルーパ4に連なる空環を支持して針の降下に伴ってその空環が針板3の下方に押込まれ、垂れ下がらないようにしてルーパ4で引掛けられないようにする。針板3の針孔13には細長板19の先端が進退可能に突出し、爪としての機能を果たす。ミシンには、縫製用の糸調子器群と空環形成用の糸調子器群が設けてあり、空環形成時には、空環形成用の糸調子器群に切換えられ、一方の針糸の張力が縫製時と同様に維持される一方、他方の針糸の張力は小、ルーパ糸の張力は大にされる。針孔13の布送り方向後方には、空環送出用の後送り歯16が設けられ、針孔13の左側より後送り歯16中央に向かって案内溝が形成されている。
請求項(抜粋):
二本針と一つのルーパとの協働により二本針三本糸の縫い目を形成するミシンにおいて、布を縫い終わったとき、ルーパに並設した補助ブレードでルーパに連なる空環を支持すると共に、この空環を針板に形成した案内溝により針孔の布送り方向後方に配設した後送り歯の中央に導き、後送り歯で針板上に引出し送り出すようにしてなる空環の引出方法。
IPC (3件):
D05B 61/00 ,  D05B 1/10 ,  D05B 73/12
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭63-203193
  • 特公昭57-058191
  • 特公昭59-006676
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審査官引用 (10件)
  • 特開昭63-203193
  • 特開平3-097492
  • 特公昭57-058191
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