特許
J-GLOBAL ID:200903002902835707

銅合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉岡 幹二 ,  穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-234851
公開番号(公開出願番号):特開2005-281850
出願日: 2004年08月11日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】Be等の環境に有害な元素を含まない銅合金であって、導電率、引張強度および高温強度の各種性能が良好な銅合金の提供。 【解決手段】(1) 質量%で、Cr、TiおよびZrの2種以上を含有し、残部がCuおよび不純物からなり、粒径が1μm以上の析出物および介在物の合計個数が下記(1)式を満足する銅合金。Cuの一部に代えて、Ag、P等の1種以上、Mg等を含有してもよい。この銅合金は、溶製、鋳造後、少なくとも鋳造直後の鋳片温度から450°Cまでの温度域において0.5°C/s以上の冷却速度で冷却することにより得られる。この冷却後、600°C以下の温度域で加工した後、150〜750°Cの温度域で30秒以上保持する熱処理に供することが望ましく、この加工および熱処理を複数回行うことが更に望ましい。 logN≦0.4742+17.629×exp(-0.1133×X) ・・・ (1) 但し、Nは単位面積当たりの析出物および介在物の合計個数(個/mm2)、Xは析出物および介在物の粒径(μm)である。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、Cr:0.01〜5%、Ti:0.01〜5%およびZr:0.01〜5%の中から選ばれた2種以上を含有し、残部がCuおよび不純物からなり、合金中に存在する析出物および介在物のうち粒径が1μm以上のものの粒径と、析出物および介在物の合計個数とが下記(1)式を満足することを特徴とする銅合金。 logN≦0.4742+17.629×exp(-0.1133×X) ・・・ (1) 但し、Nは単位面積当たりの析出物および介在物の合計個数(個/mm2)、Xは析出物および介在物の粒径(μm)を意味する。
IPC (2件):
C22C9/00 ,  C22F1/08
FI (2件):
C22C9/00 ,  C22F1/08 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第2572042号公報
  • 特許第2714561号公報

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