特許
J-GLOBAL ID:200903002905035906

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長谷 照一 ,  高木 幹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-099094
公開番号(公開出願番号):特開2005-282754
出願日: 2004年03月30日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】 電磁駆動部に異物が噛み込んでロックするのを防止するとともに、大流量のオイル供給を可能とするために弁部のランド径を増大させる。【解決手段】 電磁駆動部10のプランジャ15により駆動される弁部20のスプール25は第1及び第2ランド部26a,26bを有し、供給、制御及びドレンの各ポート23a,23b,23cの間の連通を第1ランド部26aにより制御し、両ランド部26a,26bの間に位置するフィードバック室24に制御ポートに出力される制御圧を導入してスプール25を軸線方向に押圧する。スプールのプランジャ側となる端部に第2ランド部26bよりも小径の第3ランド部26cを形成し、この第3ランド部26cを弁孔22の一端部の孔部22cに摺動自在に嵌合する。第3ランド部26cとプランジャ15とはそれらの外径を同一として、それらが移動した場合にそれらの端面の間に形成される中間液室Bの容積が変化しないようにする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
互いに同軸的に直列配置されたヨーク部とコア部とそれらの間に設けられた磁気抵抗部よりなるステータコアと、このステータコアに形成された中心孔により摺動自在に嵌合支持されたプランジャと、前記ステータコアの軸線方向一端部に一体的に連結され前記プランジャと同軸的に弁孔が形成されるとともに同弁孔に軸線方向に間をおいて開口される供給ポートと制御ポートとドレンポートが形成された弁ハウジングと、前記弁孔内に摺動自在に嵌合支持されたスプールと、このスプールを介して前記プランジャを軸線方向に付勢するスプリングと、前記ステータコアを励磁して前記プランジャ及びスプールを前記スプリングに抗して軸線方向に移動させる電磁コイルを備えてなり、前記スプールに軸線方向に間をおいて形成されて前記弁孔の第1孔部に嵌合された1対の第1ランド部の軸線方向移動により前記供給ポートと制御ポートの間の開度と前記制御ポートとドレンポートの間の開度とが互いに逆向きに増減されるように制御し、前記弁孔の第1孔部と前記1対の第1ランド部の一方の軸線方向外側に形成された同第1ランド部と異なる径の第2ランド部が嵌合される前記弁孔の第2孔部との間に形成されたフィードバック室に前記制御ポートに出力される制御圧を導入して同スプールを軸線方向に押圧するよう構成してなる電磁弁において、前記スプールの前記プランジャ側となる端部に形成した前記第2ランド部よりも小径の第3ランド部を前記弁孔の一端部の第3孔部に摺動自在に嵌合し、この第3ランド部と前記プランジャとはそれらの外径を同一としてそれらがともに移動した場合にそれらの端面の間に形成される中間液室の容積が変化しないよう構成したことを特徴とする電磁弁。
IPC (1件):
F16K31/06
FI (2件):
F16K31/06 305T ,  F16K31/06 305L
Fターム (17件):
3H106DA08 ,  3H106DA13 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DB38 ,  3H106DC09 ,  3H106DC18 ,  3H106DD09 ,  3H106EE17 ,  3H106EE42 ,  3H106GA15 ,  3H106GC14 ,  3H106KK03 ,  3H106KK17
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-242884号公報(第1頁右下欄第10行〜第2頁右上欄第2行目、第1図及び第2図)。
  • 電磁弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-118221   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-138583
  • 電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-310149   出願人:豊田工機株式会社
  • 電磁弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-372491   出願人:株式会社デンソー
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