特許
J-GLOBAL ID:200903002908711929

燃料電池発電装置およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-146804
公開番号(公開出願番号):特開平11-339830
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】電池冷却水の温度が適正に制御され、発電に伴う発熱が外部へ効率的に取り出され、安定した運転温度で熱効率の高い運転ができるものとする。【解決手段】水蒸気分離器2で得られた冷却水を電池冷却水として燃料電池本体1へ供給する回路の電池冷却水循環ポンプ3と電池冷却系1Cとの間に、熱交換器4と温度調節弁42を配した分岐管を並列に配し、発電電流検出器10の検出値と温度計42の検出値に基づいて温度調節弁42を調節し、電池冷却水の温度を制御する。また、圧力計21により水蒸気分離器2の圧力を検出し、この検出値によって外部に蒸気を取り出す回路に設けた圧力調節弁6を調節し、水蒸気分離器2の圧力を一定に保持する。
請求項(抜粋):
燃料極、空気極および発電に伴う発熱を除去する電池冷却系を有する燃料電池本体と、燃料電池本体の電池冷却系より排出される気液二相流を導入して冷却水と蒸気に分離する水蒸気分離器と、水蒸気分離器で得られた冷却水を電池冷却水として燃料電池本体の電池冷却系へ送る電池冷却水循環ポンプを備えた燃料電池発電装置の運転方法において、燃料電池本体の発電電流値と電池冷却水の燃料電池本体の電池冷却系の入口の温度を検出し、これらの検出値によって、電池冷却系に供給する電池冷却水の入口温度を発電電流に対応して設定される温度に制御し、さらに、水蒸気分離器の圧力を検出して、この検出値によって水蒸気分離器より蒸気を取出す調節弁を調節して、水蒸気分離器の圧力を所定の圧力に制御して運転することを特徴とする燃料電池発電装置の運転方法。
FI (2件):
H01M 8/04 G ,  H01M 8/04 A

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