特許
J-GLOBAL ID:200903002910997430

植物プラスチドにおけるトランスジェニック構造体の制御された発現

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-516991
公開番号(公開出願番号):特表平9-510342
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】植物プラスチドゲノム中に挿入される外来性 DNA配列の発現のタイミング又は組織パターンを調節する方法を提供するための植物細胞の遺伝子工学のために有用な新規組成物及び方法が本発明において提供される。構造体は、植物細胞組織においてウィルス性単一サブユニット RNAポリメラーゼの発現を提供し、そして植物細胞プラスチド中にその発現されたポリメラーゼタンパク質を標的化する核形質転換のためのものを包含する。さらに、上記核発現構造体から発現される RNAポリメラーゼに対して特異的であるウィルス遺伝子プロモーター領域、及び形質転換されたプラスチド細胞に発現されるべき対象の DNA配列を含んで成るプラスチド発現構造体が提供される。本明細書に記載される核及び/又はプラスチド構造体を含んで成る植物細胞及び植物が興味の対象である。特に、核ポリメラーゼ構造体及びプラスチド発現構造体の両者を含んで成る植物において組織及び/又は発生的な特定の態様で挿入されたプラスチド遺伝子構造体の発現を制御するための方法が興味の対象である。
請求項(抜粋):
植物細胞におけるウィルス性単一サブユニット RNAポリメラーゼの発現のための核発現構造体であって、 転写の5′から3′方向に次の操作可能的に連結された成分: 植物細胞核において機能的なプロモーター、前記ウィルス性 RNAポリメラーゼを植物プラスチドオルガネラ中に運ぶことができるトランジットペプチドのためのコード配列、前記ウィルス性 RNAポリメラーゼのためのコード配列及び植物細胞核において機能的な転写終結領域を含んで成り、ここで前記トランジットペプチド及び RNAポリメラーゼコード配列が同じ翻訳読み取り枠に存在することを特徴とする構造体。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  A01H 5/00 ,  C12N 5/10
FI (3件):
C12N 15/00 A ,  A01H 5/00 A ,  C12N 5/00 C

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