特許
J-GLOBAL ID:200903002917833670

負圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 脩 ,  冨田 一総
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-325735
公開番号(公開出願番号):特開2007-112402
出願日: 2005年11月10日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
【課題】 入力部材の作動ストロークを出力部材の作動ストロークよりも所定量だけスムーズに短縮させることができる簡素な構成の負圧式倍力装置を提供する。【解決手段】 入力部材の前進により大気弁座が大気弁から開離してパワーピストンが前進する際に、負圧弁座の位置は、パワーピストンのハウジングに対する前進移動量を所定割合で減少させた距離だけパワーピストンに対して後方に移動される。従って、入力部材が僅かに前進して大気弁が大気弁座から開離しパワーピストンがハウジングに対して前進した場合、負圧弁座は、パワーピストンに対して後退するとともに、ハウジングに対するパワーピストンの前進量から大気弁座の後退量を減じた距離だけ前進するので、弁機構はパワーピストンの前進に伴って再び閉弁される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
圧力空間(1a)を内部に形成されたハウジング(1)と、 該ハウジング内に前後方向に進退可能に設けられ前記圧力空間を変圧室(6)と負圧室(5)とに区画する可動部材(4)と、 該可動部材に結合されているパワーピストン(8)と、 該パワーピストン内に前後方向に夫々相対移動可能に装架された入力部材(32)と出力部材(14)と、 前記入力部材と前記パワーピストンに夫々設けられた大気弁座(21a)および負圧弁座(27)、該大気弁座に接離して前記変圧室を大気に連通、遮断する大気弁(31a)、および該負圧弁座に接離して前記変圧室を前記負圧室に連通、遮断する負圧弁(28)を備えた弁機構(30)と、 前記出力部材の反力の一部を前記入力部材に伝達する反力付与手段(33)と、を備えた負圧式倍力装置において、 前記入力部材(32)の前進により前記大気弁座(21a)が前記大気弁(31a)から開離して前記パワーピストン(8)が前進する際に、前記パワーピストンの前記ハウジング(1)に対する前進量を所定割合で減少させた距離だけ前記負圧弁座(27)の位置を前記パワーピストンに対して後方に移動させる負圧弁座後退手段(45)を備えたことを特徴とする負圧式倍力装置。
IPC (1件):
B60T 13/57
FI (1件):
B60T13/52 C
Fターム (6件):
3D048BB25 ,  3D048BB52 ,  3D048CC26 ,  3D048EE14 ,  3D048EE17 ,  3D048HH08
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 負圧式ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-396761   出願人:株式会社ボッシュオートモーティブシステム
  • 負圧倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130784   出願人:自動車機器株式会社
  • ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-373836   出願人:株式会社ボッシュオートモーティブシステム

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