特許
J-GLOBAL ID:200903002927029039

フェライト系ステンレス冷延鋼帯の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072102
公開番号(公開出願番号):特開平8-269754
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高い生産性と安定した脱スケール能力を有し、しかも優れた耐食性を備えたステンレス冷延鋼帯の製造方法を提供する。【構成】 C、Si、Mn、P、S、Cr、N、O、Alを含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼組成の冷延鋼帯を、ガス組成がH2 :20 vol%以下、残部:不活性ガスからなり、露点が-10°C以下である還元性雰囲気中で焼鈍し、次いで露点に応じて下記式:A>-40°Cのとき、 3.0×10-3×A+ 1.3×10-1≦B≦10A≦-40°Cのとき、 0.01 ≦B≦10ただし、A:焼鈍雰囲気の露点(°C)B:研削厚み(μm)を満足する厚みの表面層を機械的に研削し、その後液組成が硝酸濃度:10〜300(g/l) 、塩酸濃度:1〜30(g/l) 、液温が35〜65°Cの硝塩酸溶液中において電流密度が1〜30(A/dm2) の条件で電解処理を行う。
請求項(抜粋):
C:0.02wt%以下、 Si:0.3 〜3.0 wt%、Mn:1.0 wt%以下、 P:0.05wt%以下、S:0.02wt%以下、 Cr:10〜25wt%、N:0.02wt%以下、 O:0.008 wt%以下、Al:0.5 wt%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼組成の冷延鋼帯を、ガス組成がH2 :20 vol%以下、残部:不活性ガスからなり、露点が-10°C以下である還元性雰囲気中で焼鈍し、次いで前記露点に応じて下記式:A>-40°Cのとき、 3.0×10-3×A+ 1.3×10-1≦B≦10A≦-40°Cのとき、 0.01 ≦B≦10ただし、A:焼鈍雰囲気の露点(°C)B:研削厚み(μm)を満足する厚みの表面層を機械的に研削し、その後液組成が硝酸濃度:10〜300(g/l) 、塩酸濃度:1〜30(g/l) 、液温が35〜65°Cの硝塩酸溶液中において電流密度が1〜30(A/dm2) の条件で電解処理を行うことを特徴とするフェライト系ステンレス冷延鋼帯の製造方法。
IPC (8件):
C23F 17/00 ,  B21B 45/06 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/34 ,  C22C 38/52 ,  C22C 38/60 ,  C25F 1/06
FI (8件):
C23F 17/00 ,  B21B 45/06 R ,  C21D 9/46 R ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/34 ,  C22C 38/52 ,  C22C 38/60 ,  C25F 1/06 B

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