特許
J-GLOBAL ID:200903002929650474

燃料制御装置及び燃料性状判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268871
公開番号(公開出願番号):特開平6-123246
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 目標空燃比を常時維持する。【構成】 検出された吸気管圧力P及びエンジン回転数Nを用いて、燃料液膜の蒸発時定数τ及び付着率Xを定めるXτ算出部116と、定められた蒸発時定数τ及び付着率Xと液膜モデルとを用いて燃料液膜の量Mfを推定する燃料液膜量推定部118と、推定された燃料液膜の量Mfと蒸発時定数τと付着率Xとに応じて、基本燃料噴射量fQを補正する液膜補償部112とを備えている。
請求項(抜粋):
吸入空気流量に応じて定められた基本燃料噴射量を排気ガス中の酸素濃度に応じて補正して、エンジンに供給する燃料量を制御する燃料制御装置において、吸気弁及びその近傍の吸気管内面に付着する燃料液膜の量とその蒸発率及び付着率との相関関係を示す液膜モデルを記憶しておく液膜モデル記憶手段と、吸気管圧力及びエンジン回転数に対する前記燃料液膜の蒸発率及び付着率の相関関係を示すパラメータ関係を記憶しておくパラメータ関係記憶手段と、検出された吸気管圧力及びエンジン回転数と前記パラメータ関係とを用いて、前記燃料液膜の蒸発率及び前記付着率を定めるパラメータ設定手段と、定められた前記蒸発率及び前記付着率と前記液膜モデルとを用いて前記燃料液膜の量を推定する燃料液膜量推定手段と、少なくとも推定された前記燃料液膜の量と前記蒸発率と前記付着率とに応じて、前記基本燃料噴射量を補正する液膜補償手段と、前記液膜補償手段により前記基本燃料噴射量が補正され、さらに前記酸素濃度に応じて補正された量を前記エンジンに噴射する燃料噴射量であるとして、燃料噴射弁に対して指示する噴射量指示手段と、を備えていることを特徴とする燃料制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 364

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