特許
J-GLOBAL ID:200903002936890952

扉開閉用ハンドル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-185053
公開番号(公開出願番号):特開2000-017925
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 内圧のかかった容器において、内圧を解放しながら扉を開けることができるハンドル装置。【解決手段】 扉開閉用ハンドル装置3が扉2に取り付けられるハンドル6と、固定枠1に取り付けられる係合部材7とで構成される。ハンドル6のアーム部材11には係合突起31が形成され、係合部材7は、突起31が扉2の内側から当接可能な内側係合板18と外側係合板19とを有し、内外側係合板18,19の互いに異なる位置に突起31が通過可能な第1,2溝部21,22が形成される。
請求項(抜粋):
扉に取り付けられるハンドルと、前記扉が開閉する固定枠に取り付けられる係合部材とからなり、前記ハンドルが、前記扉の内外面間を貫通する回動可能なハンドル軸と、前記ハンドル軸の外端部に取り付けられた握持部材と、前記ハンドル軸の内端部に取り付けられて前記ハンドル軸と平行に前記固定枠内方へ向かって延びるアーム部材とを有し、前記アーム部材が、前記ハンドル軸の径方向外方へばね付勢に抗して旋回し得るように該アーム部材の基端部において前記ハンドル軸に取り付けられる一方、前記基端部の反対端部である自由端部に前記径方向内方への突起が形成されており、前記係合部材が、前記ハンドル軸方向に直交しかつ所要寸法離間して互いに平行して並ぶ前記固定枠内方の内側係合板と前記固定枠外方の外側係合板とを有し、前記ハンドル軸の径方向における前記内外側係合板それぞれの寸法は、前記扉を閉めるときに、前記アーム部材自由端部が前記係合板周縁部に外方から当接して、前記アーム部材が前記ばね付勢に抗して前記ハンドル軸の径方向外方へ旋回しながら前記外側係合板と内側係合板とを順次乗り越えることができ、乗り越えた後には前記アーム部材が前記ばね付勢下に旋回して前記自由端部の突起が前記固定枠の内側から当接可能に形成され、前記内外側係合板それぞれは、前記扉を開けるときに、前記突起がほぼ水平に移動しながら通過可能な溝部を有し、前記内外側係合板それぞれの溝部は、前記ハンドル軸の異なる回動角度位置に形成されていること、を特徴とする扉開閉用ハンドル装置。

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