特許

J-GLOBAL ID：200903002940026537

キャスターのロック表示装置

発明者： 鈴木 栄夫
出願人/特許権者： スガツネ工業株式会社
代理人 (1件)： 齋藤 義雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-008529
公開番号（公開出願番号）：特開2003-205701
出願日： 2002年01月17日
公開日（公表日）： 2003年07月22日
要約：

【要約】【課題】 非ロック状態からストッパーレバーの回動によるストッパースプリングの応動にて、脚体の旋回や車輪の回転がロック自在なキャスターにつき、簡易な構成でロック、非ロック状態の表示を確認可能とする。【解決手段】 取着部Bに固設または旋回自在な脚体2には車輪3を設け、ストッパーレバー4を脚体2のレバー枢支部4aにて矢印D方向へ回動すると、脚体2のスプリング支部5aによりストッパースプリング5が回動し、その取着部側5bで脚体2の旋回を、ストッパーレバー側部5cで車輪3の回転をロックするキャスターである。非ロック状態ではストッパーレバー4の表示窓4bから案内空所4c内のロック表示プレート6における非ロック表示面6aが明視でき、ロック状態ではストッパーレバー側部5cに係留のロック表示プレート6が、案内空所4c内で右方へスライドして表示窓4bにロック表示面6bだけが表出する。

請求項（抜粋）：

取着部に固設または旋回自在な脚体には車輪が設けられ、上記脚体にレバー枢支部により枢支のストッパーレバーを非ロック状態から回動操作することにより、これまた脚体にスプリング支部により支えられているストッパースプリングを回動させ、これによって当該ストッパースプリングの取着部側部を、前記取着部に対して係止することで脚体の旋回をロック状態とするか、同上ストッパースプリングのストッパーレバー側部を車輪に押当させて車輪ロック状態とすることの一方または双方のロック状態が可能であるキャスターにおいて、上記のストッパーレバーが非ロック状態であるときは、当該ストッパーレバーの案内空所にスライド自在なるよう収納されたロック表示プレートの非ロック表示面が、表示窓から確認でき、当該ストッパーレバーを回動して上記一方または双方のロック状態とすることによって、前記レバー枢支部とは位置を異にする前記スプリング支部に支えられたストッパースプリングにおけるストッパーレバー側部に係留されたロック表示プレートを、上記案内空所内でストッパーレバーと相対変位自在なるようスライドさせることにより、前記表示窓からは前記の非ロック表示面に替えて隣装のロック表示面が確認できるようにしたことを特徴とするキャスターのロック表示装置。