特許
J-GLOBAL ID:200903002940980010

赤飯の素の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-349418
公開番号(公開出願番号):特開2007-151443
出願日: 2005年12月02日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】従来、赤飯の炊飯は、米と豆の吸水及び煮上がり速度が異なるため、豆のみ数時間前から浸漬しておく必要があり、且つ炊飯火力を微妙に調節するなど煩雑な操作を必要としていた。本発明は、これらの煩雑な操作をすることなく容易に赤飯を炊飯できるように豆及び煮汁を前工程で加工し、豆を適度な硬さに保ち且つ赤飯の色も綺麗な色調に発色させる等を特徴とする「赤飯の素」の製造方法を提供する。【解決手段】豆、豆の質量1に対して質量3〜5の水、この水に対し0.02〜0.2質量%の炭酸水素ナトリウム又は炭酸ナトリウム、を混合し、2〜10分加熱抽出し煮豆と煮汁とを分離し、煮汁について熱い内に空気を吹き込み酸化させ、煮汁を有機酸にてpHを6.0〜7.0に調整し、煮豆、煮汁をそれぞれ別に耐熱耐圧袋又は容器に密封し110〜120°C、10〜30分加圧加熱殺菌する方法により上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
ささげ豆又は小豆の少なくともいずれか一方である豆と、前記豆の質量1に対して質量3〜5の水と、前記水に対して0.02〜0.2質量%の炭酸水素ナトリウム又は炭酸ナトリウムの少なくともいずれか一方と、を混合し、2〜10分間加熱する第一工程と、 前記第一工程の後、加熱された前記豆とその他の煮汁とを分離し、前記煮汁に空気を吹き込み酸化させる第二工程と、 前記煮汁にクエン酸、リンゴ酸、アジピン酸、フマール酸又は乳酸の少なくともいずれか一を含む有機酸を加えることによりpH6.0〜7.0に調整する第三工程と、 前記第二工程にて分離された前記豆と、前記第三工程にて得られた前記煮汁とをそれぞれ耐熱耐圧袋又は容器に密封し、密封された前記煮豆及び前記煮汁を110〜120°Cにおいて10〜30分間加圧加熱殺菌する第四工程と、 を含むことを特徴とする赤飯の素の製造方法。
IPC (2件):
A23L 1/10 ,  A23L 1/20
FI (2件):
A23L1/10 E ,  A23L1/20 F
Fターム (17件):
4B020LB24 ,  4B020LC06 ,  4B020LG08 ,  4B020LK01 ,  4B020LK03 ,  4B020LP04 ,  4B020LP11 ,  4B020LP27 ,  4B023LC07 ,  4B023LE02 ,  4B023LG01 ,  4B023LK01 ,  4B023LK04 ,  4B023LK12 ,  4B023LP07 ,  4B023LP17 ,  4B023LP20
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭56-051961
  • 特開昭52-105242
  • 特開平1-211456
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