特許
J-GLOBAL ID:200903002945353234

医薬組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271743
公開番号(公開出願番号):特開平5-032559
出願日: 1991年07月22日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 水性の生理学的環境に置かれたとき、活性成分である生理学的活性ポリペプチドを長期間に亘って連続的に放出できる該ポリペプチドを含む医薬組成物を提供する。【構成】 酸安定性の生理学的活性ペプチド(具体的には、ヒトカルシトニン、インターロイキン-2、インターフェロン及びヒト生長ホルモン)をポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の水溶性重合体に共有結合させた活性成分を含有する医薬組成物。本組成物水性の生理学的環境に置かれた場合、少くとも1週間に亘って一段階的に該ペプチドを放式できるものである。【効果】 本医薬組成物は組成物表面からの拡散による放出及び組成物構成成分の分解による放出との連続的二段階放出システムを提供し、患者への一回投与により、治療活性ポリペプチドの長時間、連続的放出を可能にする。
請求項(抜粋):
酸安定性の生理学的活性物質を医薬組成物の構成成分から水性生理学的環境中に連続的に放出させるための医薬組成物であって、上記生理学的活性物質は水溶性重合体と共有結合されているポリペプチドであってかつ意図された使用期間中に医薬組成物内で遭遇する条件下で著しく加水分解されないものであること;そしてi)上記医薬組成物は、水性生理学的環境下に置いた場合、ポリペプチドを水性生理学的環境中に連続的な方式で放出して、少なくとも1週間に亘って、本質的に一段階的である放出形式を与えること;ii)上記組成物は、ポリペプチドの放出を2つの連続的段階で行い;第1段階の放出は表面からの拡散によって生起し、第2段階の放出は医薬組成物の構成成分の分解の結果として生起しそして拡散段階と分解により誘導される段階とは時間的に重なり合うことを特徴とし、また、ポリペプチドの放出は少なくとも1週間に亘って生起すること;又はiii)上記組成物は水を連続的に吸収し、そして該組成物が分解しかつ実質的に全てのポリペプチドが水性生理学的環境中に放出されるまで、少なくとも1週間に亘って、実質的に一段階的である水吸収形式を与えること;を特徴とする医薬組成物。
IPC (7件):
A61K 37/02 ADV ,  A61K 9/00 ,  A61K 37/30 ABD ,  A61K 37/36 ,  A61K 37/66 ADY ,  A61K 47/34 ,  A61K 47/48
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-010800
  • 特表昭62-503171
  • 特表昭62-501449
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