特許
J-GLOBAL ID:200903002948181795

自動変速機の潤滑油供給構造及び自動変速機用の環状レシーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 近島 一夫 ,  相田 伸二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-207754
公開番号(公開出願番号):特開2005-061450
出願日: 2003年08月18日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】環状レシーバと油流出孔との相対回転位置に拘らず、ピニオン軸等の回転部材の回転摺接部分への潤滑油供給を常時確保し得る自動変速機の潤滑油供給構造及び自動変速機用の環状レシーバを提供する。【解決手段】環状レシーバ49に備えた油取り込み凹部49c及び油通過切欠き49gが、入力軸11を中心とする所定ピッチにて交互に、かつ内径側開口端49k,49mを互いに近接させるように配置され、油取り込み凹部49cの円周方向寸法L1が、油通過切欠き49gの円周方向寸法L2に比して長く形成されている。これにより、ニードルベアリング33に潤滑油を供給する際に、環状レシーバ49と油流出孔47bとの相対回転位置に拘らず、円周方向寸法が油通過切欠き49gに比して長い油取り込み凹部49cを油流出孔47bに常に近接させて、潤滑油を有効に取り込むことができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
軸を中心に所定の関係にて配置された複数の回転要素を有するプラネタリギヤを備え、前記軸側から供給される潤滑油を所定の前記回転要素に支持された回転部材の回転摺接部分に取り込み得る環状レシーバを備えてなる自動変速機の潤滑油供給構造において、 前記軸側から供給される潤滑油を前記環状レシーバ側に流出させ得る複数の油流出孔を備え、該油流出孔側に開口して前記回転摺接部分に向けて潤滑油を取り込み得る複数の油取り込み孔を備え、 前記環状レシーバは、前記複数の油取り込み孔に連通する複数の連通油路と、該各連通油路に連通した複数の油取り込み凹部と、前記複数の油流出孔から流出する潤滑油を前記所定の回転要素外径方向に通過させるように前記複数の油取り込み凹部の間に形成された複数の油通過切欠きと、を備え、 前記油取り込み凹部及び前記油通過切欠きは、前記軸を中心とする所定ピッチにて交互に、かつ内径側開口端を互いに近接させるように配置されると共に、前記油取り込み凹部の円周方向寸法が前記油通過切欠きの円周方向寸法に比して長く形成されてなる、ことを特徴とする自動変速機の潤滑油供給構造。
IPC (3件):
F16H57/04 ,  F16H57/08 ,  F16N31/00
FI (3件):
F16H57/04 D ,  F16H57/08 ,  F16N31/00 B
Fターム (12件):
3J063AB12 ,  3J063AC04 ,  3J063BA11 ,  3J063XD03 ,  3J063XD16 ,  3J063XD22 ,  3J063XD32 ,  3J063XD64 ,  3J063XD72 ,  3J063XD73 ,  3J063XE18 ,  3J063XF12

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