特許
J-GLOBAL ID:200903002948738960

無線通信システムと無線通信装置および測距方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-232508
公開番号(公開出願番号):特開2007-047047
出願日: 2005年08月10日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】動作周波数を高く設定しなくとも、高い精度で距離を測定する。【解決手段】クロック信号MCKの周期よりも遅延量が短い遅延素子を用いて、遅延部12から遅延クロック信号DCK-1〜DCK-5を得る。測距信号PMの送出時に、タイミング情報生成部13は、クロック信号MCKや遅延クロック信号DCK-1〜DCK-5を用いてカウント動作を開始する。応答信号PRを受信したときのカウント値に基づいて、クロック信号MCKを用いたカウント動作のカウントタイミングと応答信号PRの受信タイミングとのタイミング差TEを検出する。距離演算部16は、タイミング差TEとクロック信号MCKを用いたカウント動作での応答信号PRを受信したときのカウント値DCを用いて経過時間を算出し、この経過時間に基づいて距離を算出する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
測距信号を送信する第1の無線通信装置と、前記測距信号を受信したとき応答信号を返信する第2の無線通信装置を有し、前記第1の無線通信装置が前記測距信号を送信してから前記応答信号を受信するまでの経過時間に基づいて、前記第1および第2の無線通信装置間の距離を測定する無線通信システムにおいて、 前記第1の無線通信装置は、 クロック信号を生成する信号生成部と、 前記クロック信号の周期よりも遅延量が短い遅延素子を設けて、前記クロック信号を遅延させた遅延クロック信号あるいは前記応答信号を遅延させた遅延応答信号を得る遅延部と、 前記測距信号の送出時に、前記クロック信号および/または前記遅延クロック信号、あるいは前記クロック信号および/または前記遅延応答信号を用いてカウント動作を開始して、該カウント動作によって得たカウント値と前記応答信号、あるいは該カウント値と前記クロック信号に基づき、前記クロック信号を用いたカウント動作のカウントタイミングと前記応答信号の受信タイミングとのタイミング差を検出し、該タイミング差と前記クロック信号を用いたカウント動作での前記応答信号を受信したときのカウント値を出力するタイミング情報生成部と、 前記タイミング情報生成部から出力されたタイミング差とカウント値を用いて前記経過時間を算出し、該経過時間に基づいて前記第1および第2の無線通信装置間の距離を算出する距離演算部とを有する ことを特徴とする無線通信システム。
IPC (4件):
G01S 13/75 ,  G01S 13/76 ,  G01S 13/79 ,  G01S 7/285
FI (2件):
G01S13/80 ,  G01S7/285 Z
Fターム (7件):
5J070AB01 ,  5J070AC02 ,  5J070AF01 ,  5J070AF02 ,  5J070AK22 ,  5J070BC03 ,  5J070BC15
引用特許:
出願人引用 (1件)

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