特許
J-GLOBAL ID:200903002948926766

樹脂封入型点火コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107629
公開番号(公開出願番号):特開平10-303046
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 点火コイルは、作動中に温度が上昇し、作動停止すると常温に冷やされるため、熱伸縮する。特に収縮時に、内部に封入されたエポキシ樹脂が割れる場合があり、割れによって内部リークが発生する可能性がある。【解決手段】 2次スプール7の高圧側に取り付けられた2次ターミナル10の周囲を筒体7bで覆うとともに、2次ターミナル10の外端を曲折部によって低圧側に向ける。このため、2次ターミナル10の外端からエポキシ樹脂が割れても、その割れは筒体7b内で止まり、2次ターミナル10の外端からの割れによるリークを防ぐことができる。また、2次コイル6の巻き始め側の巻線が紮げられる紮げ部7aは、コイルケース11内に装着される外周コア14のコアスリット14aと90°ずらして組付けられる。このため、エポキシ樹脂の割れが、電界が高いコアスリット14aと、紮げ部7aとを繋ぐ可能性が極めて小さく、コアスリット14aと紮げ部7aのリークを回避できる。
請求項(抜粋):
1次コイルが巻き付けられた1次スプールと、2次コイルが巻き付けられ、前記1次スプールと同軸的に嵌め合わされる2次スプールと、前記1次スプールおよび前記2次スプールを収納するコイルケースと、このコイルケースの高圧側に設けられる絶縁用高圧タワーと、この絶縁用高圧タワーの内部に固着され、スパークプラグに2次電圧を印加するための高圧端子と、前記2次スプールの高圧側に固着されて前記2次コイルと電気的に接続されるとともに、前記高圧端子とも電気的に接続される2次ターミナルと、を備え、内部に硬化樹脂が封入された樹脂封入型点火コイルにおいて、前記2次スプールの高圧側には、前記2次ターミナルの外周を囲む筒体が設けられたことを特徴とする樹脂封入型点火コイル。
FI (3件):
H01F 31/00 501 G ,  H01F 31/00 501 F ,  H01F 31/00 501 J

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