特許
J-GLOBAL ID:200903002955897895

光ピックアップシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317107
公開番号(公開出願番号):特開平8-315411
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【課題】 一対の記録面を有する光ディスクに用いられる光ピックアップシステムを提供する。【解決手段】 一対の光源110、112と、一対の光電セル142、144にて入射する光ビームの強度を測定する光検出器140と、第1光源110と光ディスク50との間に設けられ、光軸に対して所定の角度で傾斜をもって設けられた第1及び第2表面122、124を有し、各光源から発せられた光ビームを部分的に反射、部分的に透過して光検出器140へ送るビームスプリッタ120と、ビームスプリッタと光ディスクとの間に設けられる対物レンズ130と、一対の光電セルからの出力信号を比較して、フォーカシングエラー信号を発生する信号検出ユニット150とを有する光ピックアップシステムを提供する。
請求項(抜粋):
光ピックアップ側の第1記録面及びその反対側の第2記録面を有し、各記録面上に渦巻状にまたは円心的に整列された複数のトラックが設けられている光ディスクに記録された情報を再生する光ピックアップシステムであって、互いに異なる波長を有する第1及び第2光ビームを発する一対の第1光源及び第2光源と、前記第2光源に対向して設けられており、組み込まれた一対の光電セルにて入射された光ビームの強度を測定し、対応する出力信号を発生する光検出器と、前記第1光源と前記光ディスクとの間に設けられ、前記光検出器側の第1表面と、前記第2光源側の第2表面とを有するビームスプリッタと、前記ビームスプリッタと前記光ディスクとの間に設けられ、前記ビームスプリッタからの前記第1ビームを前記第1記録面上の集束点に、前記第2光ビームを前記第2記録面上の集束点に各々集束すると共に、前記第1及び第2記録面の各々から反射された前記第1及び第2光ビームの各々を前記ビームスプリッタの前記第1及び第2表面に集束する対物レンズと、前記光検出器の前記光電セルの各々に接続され、前記光電セルの各々からの出力信号を比較することによって、フォーカシングエラー信号を発生する信号検出ユニットとを有し、前記ビームスプリッタの第1表面及び第2表面が、入射する前記光ビームの一部は反射し、その他の部分は透過させ、また、前記第1表面と前記第2表面とを分かつ部分によって形成されるエッジラインの中点と、前記第1及び第2光ビームの各集束点とを結ぶ光軸に対して予め定められた角度だけ傾斜された形で設けられることを特徴とし、前記第1光ビームが前記第1及び第2表面を各々通過した第1及び第2部分に分けられ、各部分が前記光ディスクの第1記録面上に集束され、前記第1記録面から反射された前記第1部分が前記第2表面を介して前記第2光源に向かって進み、前記第1記録面から反射された前記第2部分が前記第1表面を介して前記光検出器に入射され、前記第2光源からの前記第2光ビームが前記第2表面により前記光ディスクの前記第2記録面に向けて部分的に反射され、前記第2記録面からの前記第2光ビームが前記第1表面により変向されて前記光検出器上に入射することによって、前記光検出器が前記光ディスクの前記第1及び第2記録面の各々からの情報に応じて、対応する出力信号を選択的に発生できることを特徴とする光ピックアップシステム。
IPC (4件):
G11B 7/14 ,  G11B 7/09 ,  G11B 7/125 ,  G11B 7/135
FI (4件):
G11B 7/14 ,  G11B 7/09 B ,  G11B 7/125 A ,  G11B 7/135 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-064931

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