特許
J-GLOBAL ID:200903002956517646

液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-117577
公開番号(公開出願番号):特開平8-310369
出願日: 1995年05月17日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 液圧ポンプによるリザーバの液室内の作動液吸入を効率よく行うことを目的とする。【構成】 リザーバ11は、シリンダ15に穿設された円筒形状の有底の内孔16内にピストン17が摺動可能に挿入されており、内孔16とピストン17とで液室18が形成されている。内孔16の内周面は、内孔16の軸方向に液室18側から大径部16a、斜径部16b、小径部16cを有している。ピストン17の外周面には液室18から所定距離隔ててピストン17の円周方向に円周溝17aが形成されており、この円周溝17a内に弾性体からなるシール部材19が、内孔16及びピストン17外周面に圧接するように配設されている。液室18の第1ポート12は、液圧ポンプ10に連結されており、液室18内の作動液が液圧ポンプ10により吸入されるようになっている。
請求項(抜粋):
ピストンと、該ピストンが摺動可能に挿入される内孔を有するシリンダと、該シリンダの内孔と前記ピストンとの間に形成される液室と、前記シリンダの内孔と前記ピストンの外周面のうちどちらか一方に固定され、前記シリンダの内孔及び前記ピストンの外周面に圧接され、前記液室をシールするシール部材とから成るリザーバと、前記液室に作動液を供給する作動液供給手段と、前記液室内の作動液を吸入する液圧ポンプとを具備する液圧制御装置において、前記ピストンが前記シリンダの内孔内を前記液室の容積が増加する方向に摺動可能な領域の少なくとも一部における前記シール部材の圧接力を、前記ピストンが前記シリンダの内孔内を前記液室の容積が増加する方向に摺動不可能な位置での前記シール部材の圧接力よりも小さくするシール圧可変手段を備えたことを特徴とする液圧制御装置。

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