特許
J-GLOBAL ID:200903002957715000

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-326377
公開番号(公開出願番号):特開平8-175415
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】スイッチやリレーを用いて操舵補助モータの電流方向を切換える電動式パワーステアリング装置において、それらの故障をモータ端子電位から検出するにあたり、電位検出のための抵抗数が少なく,故障判定のための条件を少なくすることのできる電動式パワーステアリング装置を提供する。【構成】操舵補助モータ8の各端子t1 ,t2 に接続されたスイッチSW1 ,SW2 の可動端子1C,2Cを、バッテリ電源14の高電位+Bに接続された固定接点1A,2Aと低電位“0”に接続された固定接点1B,2Bとの間で接続切換えして操舵補助モータ8の電流方向を切換えるにあたり、操舵アシスト力を発生する必要のない操舵中立状態において,前記スイッチSW1 ,SW2 の可動端子1C,2Cを共に固定接点1A,2A又は1B,2Bの何れか一方に固定して、モータ端子電位が前記高電位+B又は低電位“0”となるように構成した。
請求項(抜粋):
少なくとも操舵輪に加えられる操舵トルクが何れか一方の方向であるときに、操舵補助モータの何れか一方の端子の接点を電源の何れか一方の電位側の接点に接続し且つ当該操舵補助モータの何れか他方の端子の接点を電源の何れか他方の電位側の接点に接続し、且つ操舵輪に加えられる操舵トルクが何れか他方の方向であるときに、前記操舵補助モータの前記何れか他方の端子の接点を前記電源の何れか一方の電位側の接点に接続し且つ当該操舵補助モータの前記何れか一方の端子の接点を前記電源の何れか他方の電位側の接点に接続して、前記操舵補助モータの各端子の接点の切換えにより当該操舵補助モータの電流方向を切換えるモータ電流方向切換え手段と、操舵輪に加えられる操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、少なくとも前記操舵トルク検出手段で検出された操舵トルク検出値に基づいて、前記操舵補助モータに流れる電流量を制御するモータ電流量制御手段とを備えた電動式パワーステアリング装置において、少なくとも前記操舵トルクが零又はほぼ零である操舵状態のときには、前記操舵補助モータの両方の端子の電位を前記電源の何れか一方の電位に固定し、且つ前記操舵トルクが前記何れか一方の方向である操舵状態のときには、前記操舵補助モータの何れか他方の端子の電位を切換えて前記電源の何れか他方の電位に固定し、且つ前記操舵トルクが前記何れか他方の方向である操舵状態のときには、前記操舵補助モータの何れか一方の端子の電位を切換えて前記電源の一方の電位に固定して、前記モータ電流方向切換え手段を制御するモータ電流方向制御手段を備えたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (4件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00

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