特許
J-GLOBAL ID:200903002962307076
デジタルマルチメータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248255
公開番号(公開出願番号):特開平5-060798
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】電流入力端子を使用する際の誤操作を確実に防止する。【構成】デジタルマルチメータにおいて、電流入力端子にテストリードが接続されたことを検出するテストリード検出手段を備え、テストリードが電流入力端子に接続されると、ファンクションの設定状態に拘わらず、操作警報手段、例えばブザーを鳴らす。これを止めるには、まず、特定の操作設定スイッチもしくは同操作設定スイッチのいずれかを押さなければならない。そして、ファンクション切替スイッチが電流測定レンジを指している場合にのみ、ブザーが止まるようにする。電流測定レンジ以外に設定されている場合には、フザーは鳴り続けることになる。【効果】使用者としては電流測定に入るにあたって、まずブザーで注意を促され、次に操作設定スイッチを押すことが要求されることから、二重のチェックを行なうことを余儀なくされ、誤操作防止の信頼性がより高められる。
請求項(抜粋):
電流入力端子および電圧入力端子を含む入力部と、ファンクション切替スイッチおよび複数の操作設定スイッチなどを含む操作設定部と、上記入力部から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、デジタル表示器と、誤操作警報手段と、上記A/D変換器からのデジタル信号に上記操作設定部にて指定された所定の処理を行なって上記デジタル表示器に表示するとともに、誤操作時に上記誤操作警報手段を動作させる中央処理手段(CPU)とを備えているデジタルマルチメータにおいて、上記電流入力端子にテストリードが接続されたことを検出するテストリード検出手段を有し、上記CPUは、同テストリード検出手段からのテストリード検出信号を受けて上記操作警報手段を動作させた後、上記操作設定スイッチが操作されたかを判断し、同スイッチが操作され、かつ、上記ファンクション切替スイッチが電流測定レンジに切替られている場合のみ、上記誤操作警報手段を停止させるようにしたことを特徴とするデジタルマルチメータ。
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