特許
J-GLOBAL ID:200903002977258438

容器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-056379
公開番号(公開出願番号):特開2001-246488
出願日: 2000年03月01日
公開日(公表日): 2001年09月11日
要約:
【要約】【課題】 高精度な隙間管理及びレーザ条件の調整を行うことなく溶接欠陥の発生を防止できる容器の製造方法を得る。【解決手段】 内部に密閉空間を有する容器11は、非透過樹脂から成り開口部を有する箱状に形成されたベース部材14と、透過樹脂から成りベース部材14の開口部を被覆するように形成されたカバー部材12とを接合させ、当該接合面において両部材が溶接結合されることにより製造される。ここで、両部材を重ね合せた状態で圧縮荷重を付加し、マスク54を透過して両部材の接合面に対応する形状とされたレーザ光をカバー部材12側から両部材の接合面に照射することにより両部材が接合面全周囲に亘って同時に溶接される。したがって、高精度な隙間管理及びレーザ条件の調整を行うことなく溶接欠陥の発生を防止できる。
請求項(抜粋):
樹脂材料から成り開口部を有する箱状に形成されたベース部材と、樹脂材料から成り前記ベース部材の開口部を被覆するように接合されたカバー部材と、から成り内部に空間を有する容器の製造方法において、前記ベース部材及びカバー部材の一方をレーザ光を透過しやすい樹脂材料によって形成すると共に、他方をレーザ光を透過しにくい樹脂材料によって形成し、前記レーザ光を所定範囲に亘って透過させるマスクを、前記レーザ光を透過しやすい樹脂材料によって形成された一方の部材の側に設け、前記ベース部材の開口部に前記カバー部材を重ね合わせ、前記マスクを介して前記レーザ光を、前記ベース部材と前記カバー部材との接合面全周囲に亘って同時に照射して当該箇所を溶融し、前記ベース部材と前記カバー部材とを結合する、ことを特徴とする容器の製造方法。
IPC (4件):
B23K 26/00 310 ,  B23K 26/06 ,  B65D 8/22 ,  B23K101:12
FI (4件):
B23K 26/00 310 P ,  B23K 26/06 J ,  B65D 8/22 Z ,  B23K101:12
Fターム (9件):
3E061AA30 ,  3E061AB09 ,  3E061DB05 ,  4E068BF00 ,  4E068CA09 ,  4E068CA14 ,  4E068CD10 ,  4E068DA06 ,  4E068DB10

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