特許
J-GLOBAL ID:200903002980833540

航跡表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294773
公開番号(公開出願番号):特開平6-148310
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 自船の移動に伴いそれまで表示されていなかった物標が表示範囲内に捕えられた場合に、当該物標の航跡を表示可能とする。【構成】 航跡表示器12の表示範囲内よりも広い範囲のレーダ画像を座標変換するスキャンコンバータ22と、これを記憶するレーダ画像メモリ26とを用いる。画像処理部30は、レーダ画像メモリ26上のデータから物標のデータを抽出し、CPU部24を介して他船航跡メモリ34に格納する。CPU部24は、画像処理部30から供給されるデータを他船航跡メモリ34に書き込む。これにより、他船航跡メモリ34上に航跡表示器12の表示範囲外の物標の航跡を示すデータが格納される。このデータは、画像合成回路28による合成の対象となる。自船の移動に伴い航跡表示器12の画面に新たな物標が捕えられた場合にも、この物標についてそれ以前の航跡を表示することが可能となる。
請求項(抜粋):
自船に搭載されるレーダにより得られる画像を極座標形式から直交座標形式に変換するスキャンコンバータと、変換後の画像をデータとして記憶するレーダ画像メモリと、レーダ画像メモリ上のデータに基づき他船等の物標の航跡画像を生成する航跡生成手段と、所定の表示範囲内に属する航跡画像を表示する表示器と、を備える航跡表示装置において、スキャンコンバータが、表示範囲を包含する広範囲に亘って上記変換を行い、レーダ画像メモリが、表示範囲を包含する広範囲に亘って変換後の画像をデータとして記憶し、航跡生成手段が、レーダ画像メモリ上のデータに基づき表示範囲内に属する航跡画像を生成して表示器に表示させる一方で、表示範囲外に属する物標の航跡画像を生成して記憶し、それまで表示範囲内に含まれていなかった物標が自船の移動に伴い表示範囲内に含まれることとなった場合に、記憶内容に基づき当該物標の航跡画像を表示器に表示させることを特徴とする航跡表示装置。
IPC (3件):
G01S 7/295 ,  G01S 7/12 ,  G01S 13/89
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-052583

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