特許
J-GLOBAL ID:200903002980961417

高剛性型トルク変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-040584
公開番号(公開出願番号):特開平7-229802
出願日: 1994年02月16日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 防湿性が高く、外部からの衝撃に強いと共に高い捩り剛性を維持しながらより高い感度と精度をもって高速回転体のトルクを検出し得るトルク変換器を提供する。【構成】 起歪筒50は、その中間部には大径の薄肉円筒部54を有し、その外周面の軸対称位置に回転軸Oに対し平行な平面状起歪部55a,55c等が4個所設けてある。起歪筒50は、その両端部がカバー部材61によって閉塞され、その内部は気密室62とされている。このトルク変換器に動力が伝達されると従動側に連結される負荷に応じたトルクが作用して薄肉円筒部54の平面状起歪部55a等に大きな剪断ひずみが生じる。この剪断ひずみは、平面状起歪部55a等の内周面の軸対称位置に、接着された8枚のひずみゲージ56a,56c等によって検出され、その検出出力は非接触式信号伝送装置を介してコネクタ19から取出される。
請求項(抜粋):
駆動側カップリングと従動側カップリングとの間に円筒状の起歪体を結合すると共にこの起歪体にひずみゲージを添着し、このひずみゲージを用いて起歪体に生じるトルクに対応したひずみ量を電気量に変換してトルクを検出するトルク変換器であって、円筒状の起歪筒の回転軸方向の所定の狭小な領域に、外径を可能な限り太く設定した薄肉円筒部を形成すると共に、その薄肉円筒部の肉厚を伝達力に対して必要な剛性を保ち得る範囲内で可能な限り薄く設定し、この薄肉円筒部を起歪部として該起歪部の内周面に所定角度間隔で複数のひずみゲージを添着して、ひずみ検出出力を低下させずに前記起歪体の捩り剛性を高めると共に高速回転にも耐え得るように構成したことを特徴とする高剛性型トルク変換器。
IPC (2件):
G01L 3/10 ,  G08C 19/00

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