特許
J-GLOBAL ID:200903002987223071
常温硬化性組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
蔦田 璋子 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-278231
公開番号(公開出願番号):特開平7-133396
出願日: 1993年11月08日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【構成】 芯部分と殻部分とを備えた多層構造をなすエマルション粒子を含有する常温硬化性組成物であって、前記エマルション粒子における芯部分の単量体組成が、例えば、γ-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン5重量部、ブチルメタクリレート70重量部、及びメチルメタクリレートとブチルアクリレート25重量部であり、前記エマルション粒子の殻部分における最外殻部分の単量体組成が、例えば、γ-メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン5重量部、ブチルメタクリレート70重量部、及びポリオキシエチレン鎖含有親水性ビニル系単量体とメチルメタクリレートとブチルアクリレート25重量部である。【効果】 シリル基の安定性が優れたものとなり、長期保存後の成膜性が大幅に改善する。また、機械的安定性、耐水性、耐久性、白エナメルの光沢性などの物性にも優れる。
請求項(抜粋):
多段乳化重合することにより芯部分と殻部分とが形成されたエマルション粒子を含有する常温硬化性組成物であって、前記エマルション粒子における芯部分の単量体組成が、(A)成分1〜30重量%、(B)成分60〜99重量%、及び(C)成分0〜39重量%であり、前記エマルション粒子の殻部分における最外殻部分の単量体組成が、(A ́)成分0.1〜30重量%、(B)成分60〜99.5重量%、(C)成分0〜39.5重量%、及び(D)成分0.5〜30重量%であることを特徴とする常温硬化性組成物。[但し、上記(A)成分〜(D)成分は次のとおり。(A)成分:下記一般式(I)で示されるシリル基を有するビニル系単量体。【化1】(式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基より選ばれた1価の炭化水素基、Xはハロゲン原子、又はアルコキシ基、ヒドロキシ基、アシロキシ基、フェノキシ基、チオアルコキシ基、アミノ基より選ばれる基、yは0〜2の整数である。Siに結合するXおよびRがそれぞれ2個以上ある場合、それらは同一の基であってもよい。)(A ́)成分:前記シリル基が、ジメトキシシリル基、トリエトキシシリル基、ジエトキシシリル基、トリプロポキシシリル基、ジプロポキシシリル基、トリブトキシシリル基、ジブトキシシリル基からなる群より選ばれた基であるビニル系単量体の少なくとも1種。(B)成分:C4以上のアルキル基を有するアルキルメタクリレート、または前記アルキルメタクリレートとC4以上のシクロアルキル基を有するシクロアルキルメタクリレート。(C)成分:前記(B)成分以外の親水性でない他のビニル系単量体。(D)成分:α,β-エチレン性不飽和カルボン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、2-スルホエチルメタクリレートナトリウム、2-スルホエチルメタクリレートアンモニウム、(メタ)アクリルアミド、N-メチロール(メタ)アクリルアミド、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート塩酸塩、2-アミノエチルメタクリレート塩酸塩、ポリオキシエチレン鎖を有するビニル系単量体及びポリオキシプロピレン鎖を有するビニル系単量体からなる群より選ばれた親水性ビニル系単量体の少なくとも1種。]
IPC (3件):
C08L 51/00 LKQ
, C09D 5/02 PPU
, C09D151/00 PGX
引用特許:
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