特許
J-GLOBAL ID:200903003000695585
紙ウエブの光沢仕上げ方法とこの方法を利用するカレンダ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-064583
公開番号(公開出願番号):特開平6-306791
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 紙ウエブ(W) をカレンダニップ(N) に通す。カレンダニップ(N) は、被覆によって軟面が設けられているロール22と加熱可能な硬ロール21との間に形成される。ロール21を加熱してカレンダニップN における表層の温度が紙に含まれるポリマのガラス転移温度を越えるようにする。ウエブW がカレンダニップN にはいる手前で紙ウエブW を加熱可能ロール21に接触させることにより、また、カレンダニップN の手前で、紙ウエブWの加熱可能ロール21側に配される面にスチームまたは水を供給して熱いロールから紙ウエブW への熱の伝導を向上させる。【効果】 ステームによってロールから紙ウエブへの熱伝導の改善。ニップにはいる手前で湿潤されるのでそのガラス転移温度が下がる。
請求項(抜粋):
紙ウエブをカレンダニップに通し、該カレンダニップは、被覆または同等の手段によって軟面が設けられているロールと加熱可能な硬ロールとの間に形成され、該加熱可能ロールを加熱して前記紙ウエブの該加熱可能ロール側に配される表層を可塑化し、好ましくは、カレンダニップでの該表層の温度が紙に含まれているポリマのガラス転移温度を越えるようにし、前記紙ウエブが該カレンダニップにはいる前に該紙ウエブを湿潤して該紙に含まれているポリマのガラス転移温度を下げ、さらに予熱する紙ウエブの光沢仕上げ方法において、該方法は、前記ウエブが前記カレンダニップにはいる前に該紙ウエブを前記加熱可能ロールに接触させ、該カレンダニップの前で、該紙ウエブの該加熱可能ロールの側に配された面にスチームまたは水を供給して熱いロールから該紙ウエブへの熱の伝導を向上させることにより、該紙ウエブの予熱を行なうことを特徴とする紙ウエブの光沢仕上げ方法。
引用特許:
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