特許
J-GLOBAL ID:200903003014632365

音声到来方向推定・ビームフォーミングシステム、移動装置及び音声到来方向推定・ビームフォーミング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡部 章彦 ,  山谷 晧榮 ,  小笠原 吉義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-010322
公開番号(公開出願番号):特開2008-175733
出願日: 2007年01月19日
公開日(公表日): 2008年07月31日
要約:
【課題】移動する音源から発せられる音声の到来方向をリアルタイムに推定するとともに、該音声についてリアルタイムにビームフォーミングを行う。【解決手段】音声到来方向推定・ビームフォーミングシステム1が音源2から受信した音声をフレーム毎に短時間フーリエ変換し、現在のフレームについての受信信号ベクトルを取得し、該受信信号ベクトルを用いて、現在のフレームの一つ前のフレームまでの相関行列を更新して、現在のフレームまでの相関行列を算出する。そして、音声到来方向推定・ビームフォーミングシステム1が該現在のフレームまでの相関行列に基づいて、MUSICスペクトルを算出し、該MUSICスペクトルに基づいて、音声の到来方向を算出する。また、上記短時間フーリエ変換によって得られた受信信号ベクトルと到来方向とに基づいて、ビームフォーミング処理を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音声到来方向推定・ビームフォーミングシステムであって、 移動する音源から発せられる音声を受信信号として受信する複数のマイクと、 各マイクが受信した受信信号を短時間フーリエ変換し、該短時間フーリエ変換結果をベクトル表示して受信信号ベクトルを取得するフーリエ変換手段と、 前記フーリエ変換手段によって取得された受信信号ベクトルと所定の忘却係数とに基づいて、過去の相関行列を更新して、現在の相関行列を算出する相関行列演算手段と、 前記相関行列演算手段によって算出された相関行列を固有値分解し、該固有値分解によって得られる固有値のうち最大の固有値を算出する固有値演算手段と、 前記固有値分解によって得られる固有値のうち、前記最大の固有値以外の固有値に対応する固有ベクトルである雑音部分空間を算出する固有ベクトル演算手段と、 前記固有ベクトル演算手段によって算出された雑音部分空間と、前記各マイクのうち一つのマイクを基準としたときの各マイクにおける位相差を示す方向ベクトルとに基づいて、MUSICスペクトルを算出するMUSICスペクトル演算手段と、 前記MUSICスペクトル演算手段によって算出されたMUSICスペクトルと前記固有値演算手段によって算出された最大の固有値とに基づいて、前記音源から発せられる音声の到来方向を推定する到来方向推定手段と、 前記到来方向推定手段によって推定された前記音声の到来方向と前記フーリエ変換手段による受信信号の短時間フーリエ変換結果とに基づいて、前記音声についてビームフォーミングを行うビームフォーミング手段とを備える ことを特徴とする音声到来方向推定・ビームフォーミングシステム。
IPC (1件):
G01S 3/808
FI (1件):
G01S3/808
Fターム (14件):
5J083AA05 ,  5J083AC29 ,  5J083AC30 ,  5J083AD18 ,  5J083AE08 ,  5J083AF14 ,  5J083BC02 ,  5J083BE06 ,  5J083BE08 ,  5J083BE39 ,  5J083BE41 ,  5J083CA07 ,  5J083CA10 ,  5J083CA11
引用特許:
出願人引用 (1件)

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