特許
J-GLOBAL ID:200903003025953848

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042735
公開番号(公開出願番号):特開平9-226337
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】非制動時においてはばね上挙動を抑制して車両の乗り心地および操縦安定性を確保し、車両制動時においては制動効果を向上させることができる車両懸架装置の提供。【解決手段】ばね上上下挙動検出手段cで検出されたばね上上下挙動に基づいて各ショックアブソーバb1 ,b2 の減衰力特性制御を行なう基本制御部dを有する減衰力特性制御手段eと、減速度検出手段fで検出された車両の減速度が所定値を越え、かつ、ストローク検出手段gで検出された後輪側ショックアブソーバb2 のストロークが伸側の所定値を越えている間は、後輪側ショックアブソーバb2 における伸行程側の減衰力特性をハード特性に制御し、車両の減速度が所定値を越え、かつ、後輪側ショックアブソーバb2 のストロークが所定値以下である時は、後輪側ショックアブソーバb2 における減衰力特性を伸行程側ソフト特性・圧行程側ハード特性に制御する制動時補正制御部hと、を備える。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側との間に介在されていて一方の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側の減衰力特性がソフト特性となる減衰力特性変更手段を有する前輪側ショックアブソーバおよび後輪側ショックアブソーバと、各車輪位置におけるばね上上下挙動を検出するばね上上下挙動検出手段と、少なくとも該ばね上上下挙動検出手段で検出されたばね上上下挙動に基づいて前記各ショックアブソーバの減衰力特性制御を行なう基本制御部を有する減衰力特性制御手段と、車両の減速度を検出する減速度検出手段と、前記後輪側ショックアブソーバのストロークを検出するストローク検出手段と、前記減速度検出手段で検出された車両の減速度が所定値を越え、かつ、前記ストローク検出手段で検出された後輪側ショックアブソーバのストロークが伸側の所定値を越えている間は、後輪側ショックアブソーバにおける少なくとも伸行程側の減衰力特性をハード特性に制御し、車両の減速度が所定値を越え、かつ、後輪側ショックアブソーバのストロークが前記所定値以下である時は、後輪側ショックアブソーバにおける減衰力特性を伸行程側ソフト特性・圧行程側ハード特性に制御する制動時補正制御部と、を備えていることを特徴とする車両懸架装置。

前のページに戻る