特許
J-GLOBAL ID:200903003026293639
パイプライン壁の異常診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-223944
公開番号(公開出願番号):特開平10-090230
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 パイプラインの壁に対して磁界を効率よく作用させることにより、その漏洩磁束から壁の異常を確実に分析することができ、さらに、壁との接触部分の摩耗を減少させて耐久性を向上させることができるパイプライン壁の異常診断装置を提供すること。【解決手段】 第1、第2、および第3の区分12,14,16をフレキシブルリンク22により連結し、第2の区分14の周回りに複数の磁化ユニット34を設置する。それぞれの磁化ユニット34は、裏当て棒、磁気を誘導する機能があるブラシ、それらのブラシの間に設置されて壁内の異常によってもたらされる漏洩磁束を測定する機能があるセンサー、およびブラシとセンサーの摩耗を減らす軸受ホイールによって構成される。裏当て棒は、第2の区分14に弾性的に設置されることにより、パイプラインを通って装置10が動くときにパイプラインの壁25の輪郭に沿う。
請求項(抜粋):
パイプラインの壁の異常を診断するためのパイプライン壁の異常診断装置であって、ほぼ円筒形状の本体と、前記パイプラインの壁に関して前記本体を支持するための手段と、前記パイプラインを通して前記本体を推進させるための手段と、前記本体に電力を供給するための手段と、データを格納するための手段と、前記本体に隣接する前記パイプラインの壁の部分を通る磁界を発生させて送るために前記本体に設置された磁界発生手段と、前記パイプラインの壁の異常によってもたらされる前記本体の近辺の漏洩磁束を測定するための漏洩磁束測定手段と、前記データ格納手段に前記漏洩磁束の測定値を送る手段と、前記磁界発生手段に隣接して前記本体に設置され、前記磁界発生手段と前記漏洩磁束測定手段の摩耗を減少させるように、前記本体が前記パイプラインを通して動くときに前記パイプラインの壁に対して前記本体を支持する複数のホイールとを備えたことを特徴とするパイプライン壁の異常診断装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
特開昭50-017694
-
特公平6-040095
-
特公昭49-015515
前のページに戻る