特許
J-GLOBAL ID:200903003030470855
文字出現フレーム抽出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-204454
公開番号(公開出願番号):特開平10-049682
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】動画像を構成する複数のフレームの中から文字が含まれるフレームを抽出する装置において,従来手法で問題となった文字出現フレーム抽出失敗を減少させ,文字が出現するフレームの抽出精度を向上させることを目的とする。【解決手段】動画像をフレーム単位に入力し,複数種類の部分矩形領域に分割する(1,2) 。処理対象の現フレームに対して,1単位時間だけ前の時刻のフレームが文字出現フレームでないとき,所定の方法で文字出現を判断する(5) 。前フレームが文字出現フレームのとき,現フレームと前フレームとの間で,対応する部分矩形領域毎に,対応画素間の輝度差分値が所定の閾値より小さい画素の個数を求め(6),これにより現フレームが部分シーンチェンジ発生フレームかどうかを判断する(7) 。部分シーンチェンジ発生フレームの場合,時間軸の後方向にあるフレームとの間で対応画素の輝度差分値を算出し(8),文字出現を判断する(9) 。
請求項(抜粋):
動画像を構成する複数のフレームの中から文字が含まれるフレームを抽出する文字出現フレーム抽出装置において,動画像をフレーム単位に入力して記憶する第1の手段と,入力された各フレームに対して,予め設定した複数のフレーム分割法により,フレームを部分矩形領域に分割する第2の手段と,文字出現検出処理対象時刻を指定する第3の手段と,前記第3の手段を用いて指定された文字出現検出処理対象時刻より1単位時間だけ前の時刻のフレームが文字出現フレームでない場合,第5の手段に進むことを決定し,文字出現検出処理対象時刻より1単位時間だけ前のフレームが文字出現フレームである場合,第6の手段へ進むことを決定する第4の手段と,文字出現検出処理対象時刻のフレームに関して,予め決められた文字出現検出方法で文字出現が起こったかどうか判断する第5の手段と,文字出現検出処理対象時刻のフレームとそれより1単位時間だけ前の時刻の文字出現フレームとの間で,対応する部分矩形領域毎に,対応画素間の輝度差分値が予め設定した差分値閾値よりも小さい画素の個数を求める第6の手段と,文字出現検出処理対象時刻のフレームに関して,前記第6の手段を用いて求めた画素の個数が予め設定した個数閾値より少ない部分矩形領域が存在するという条件を満たすかどうか判定し,該条件を満たす場合,該フレームを部分シーンチェンジ発生フレームと判断する第7の手段と,文字出現検出処理対象時刻のフレームが前記第7の手段を用いて部分シーンチェンジ発生フレームと判断された場合,文字出現検出処理対象時刻のフレームとそれより時間軸の後方向に予め設定した1種類以上の時間間隔ずつ離れた1以上の時刻に対応するフレームとの間で前記第7の手段において部分シーンチェンジ発生の条件を満たした部分矩形領域における対応画素間の輝度差分値が予め設定した差分値閾値よりも小さい画素の個数を求める第8の手段と,文字出現検出処理対象時刻のフレームに関して,前記第8の手段を用いて算出した画素の個数が,全て予め設定した個数閾値以上存在するという条件を満たすかどうか判定し,該条件を満たす場合,該フレームを文字出現フレームと判断する第9の手段と,前記第5の手段および前記第9の手段を用いて文字出現フレームと判断されたフレームを出力する手段とを備えたことを特徴とする文字出現フレーム抽出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F 15/70 410
, H04N 5/14 Z
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